松江市在住のまつもとゆきひろ氏(RUBYアソシエーション理事長)が開発した、コンピューターのプログラミング言語「RUBY(ルビー)」の普及啓発を目指す「ルビーワールドカンファレンス」と銘打った国際会議が、9月7,8日に松江市内で開催され、アメリカをはじめフランス、ドイツ、中国など国内外から600名が参加しました。島根県はソフトビジネスを産業振興の一翼を担うものと位置づけており、「RUBY(ルビー)」の普及に大きな期待を寄せています。政策的にも昨年からシステムエンジニアの養成や行政システムを一部ルビー仕様とするなどの取り組みが始められています。2日間の会議では、経済産業省の石黒憲彦商務情報局長が「ITによるイノベーションの創出」と題して講演したほか、まつもとゆきひろ氏やアメリカのサン・マイクロシステムズ社のティムプレイ氏が講演し、日立ソフトや楽天などが事例研究の成果を発表しました。