8月1日、島根地方協力本部の広報活動として出雲市河下港に、海上自衛隊第44掃海隊所属の掃海艇「ながしま」「まえじま」が入港・停泊して、艦上広報が行われています。桑原司令(2等海佐)による船内特別広報には河内幸男出雲市副市長や大島治平田商工会議所会頭などが招待され、金属などに反応する機雷に対応するため、掃海艇のほとんどが木造との説明がありました。近年、FRPに代替されつつあり、木造船の技術保存が課題となっているとのことです。現在の掃海活動は、ほとんどがテレビカメラ等による機雷識別が行われているそうですが、湾岸戦争の折、ペルシャ湾に派遣された頃の掃海活動は、潜水による目視の機雷識別で、非常に危険度が高かったことなどが披露されました。艦上広報は8月2日も行われ、2日間で約1500人程度の見学者が予定されています。


園山繁の活動日誌