6月10日、大田市商工会館で平成21年度島根県旅館生活衛生同業組合(野津洋三理事長)の定期総会が開催され、県内各地の旅館関係者約120人が出席しました。野津理事長は「出雲大社やだんだん効果で平成20年度は比較的順調だった島根県観光だが、昨年秋からの急激な経済の落ち込みと新型インフルエンザの影響によって旅館業界は厳しい局面にあり、関係者の英知によってこの難局を乗り切ろう」と述べました。総会では、永年勤続役員の表彰があり、議事では、平成20年度決算や平成21年度予算などが承認されました。総会終了後の旅館事業者に対する経営研修会では、世界遺産に登録された石見銀山の状況について講演がありました。