5月29日、出雲市内で河下港港湾利用者会(西谷義興会長)の平成21年度総会が開催され、事業者と島根県、出雲市、商工会議所関係者が出席しました。平成20年度の河下港の利用は19万㌧に止まり、前年よりも約9万㌧の減となり、2年連続で減少しました。平成18,19年度は骨材需要の増と風力発電資材の荷役によって比較的順調に推移しましたが、風力発電所の完成と中国電力島根原子力発電所3号機関連の消波ブロック製作事業の終了により取り扱い貨物が大幅に減少しています。島根県によると、河下港の年間利用に欠かせない消波堤については21年度に実施設計を行い、22年度から5年程度の期間をかけて設置する方針とのことで、出雲市からは港湾の利便施設である給水施設について早急に検討する旨の表明がありました。


園山繁の活動日誌