5月20日、島根半島湖北山地に発電能力78000Kw/hで全国最大級の風力発電所が完成し、来賓・工事関係者など約100名が出席して竣工式が行われました。出雲市釜浦町から小津町相代に至る山上に建設されているW11号風車前の広場で許豆神社の竹下宮司により完成奉告祭が執り行われました。3000Kw/hのタワー26基がそびえる風力発電所の工事は、平成19年2月に着手され、160億円の事業費と2年3ヶ月の時間、延べ6万人の手間をかけて行われ、その間、景観やクマタカ、ハヤブサなど野鳥保護の観点からの反対意見があり、計画は一部変更されました。工事用道路13㎞は、施設の維持管理用道路としての活用もあって、出雲市に寄託され、西は日御碕、三瓶山、東は大山、南は斐川平野、中国山脈、北は日本海、隠岐諸島と360度の大パノラマが満喫できる素晴らしい眺望のドライブウェイは、新しい島根半島の観光スポットとして注目されそうです。


園山繁の活動日誌