剣道の錬士6段で、永年、少年剣道の指導にあたってこられた岩浅正利さんが、3月31日に病気のため逝去されました。岩浅さんは、三菱農機を退職された平成16年4月から、剣道部の指導者が不在であった出雲市立光中学校の外部指導者として、献身的に指導にあたられ、部員が僅か5名の光中学校を出雲地区新人戦で優勝に導くなど輝かしい実績を挙げられました。特に、「子どもが頑張っているのだから」と、一念発起し、60才を超えてから6段審査にチャレンジされ、見事合格されるなど、指導者の鑑とも言える卓越した指導者でした。いま、中学校で岩浅さんに指導された子ども達が、県内の高校で活躍しており、さきの中国大会や全国大会に出場しています。微笑みを絶やさず、時に厳しく、時に優しくご指導いただいた岩浅さんのご冥福をお祈り申し上げます。合掌。