1月30日、島根県議会農水商工委員会の事業所訪問で、益田市の臨空ファクトリーパークに立地する、シマネ益田電子株式会社を訪問しました。シマネ益田電子は1984年に三菱電機の協力工場として設立されて以来、着実に業況を拡大し、現在は、主として衛星放送受信用無線機用トランジスタや携帯電話用パワーアンプモジュールなどミクロ単位の部品製造を得意とする事業所として成長し、従業員150名を雇用する石見地方屈指の電子部品工場となっています。石川譲社長は「アメリカ発の金融危機による世界同時不況により、10月から急激に業績が低下しているが、4月から新分野への進出を図り、低迷から脱却したい」と述べ、「機動的な設備投資を実現するため、資金の調達に適切な行政支援を期待している」と述べました。