1月22,23日に東京都内で、島根県議会の議会広報・図書館運営委員会の議員研修が開催されました。東京都議会の議会図書館は行政資料などを中心に85000冊の蔵書があり、年間12000人の利用があるとの報告がありました。議会広報は東京12チャンネルと東京MXテレビによるそれぞれ年9-10回のテレビ放映とインターネット中継が行われており、タブロイド判の議会だよりの発行も年5回におよび、広報予算は630,000千円(島根県は16,000千円)とのことでした。わが国唯一の国立図書館である国会図書館では、図書資料の検索や提供について詳細に説明がありました。1000万件を超える資料のなかには、島根県や島根県議会の行政資料が保管されていましたが、県内市町村のなかで出雲市や平田市の行政資料や議会議事録はなく、公文書館をもたない地域の行政資料の保管について考えさせられました。