出雲市本庄町水谷は斐伊川水系の平田船川に注ぐ水谷川上流域にあるわずか8戸の集落です。レーダー基地のある摺木山の下に位置し、標高は70㍍程度。典型的な里山のなかにある中山間地域ですが、近年、シカやイノシシ、ヌートリアなどの野生鳥獣による農林作物の食害が多発するようになったため、集落営農組合で農地を電気牧柵で囲い、ハコわなを設置するなどの取り組みを進めています。ただ、「あまりにも世知がない」と、遠藤正組合長の呼びかけで、一昨年から谷間に『白雪』『関山』のサクラを植樹し始め、12月28日午後には、集落総出でソメイヨシノ100本を植樹しました。夕刻から行われた慰労会で挨拶した遠藤隆幸町内会長は「お花見で谷中が集まって酒を酌み交わす日が待ち遠しい」と述べました。