10月21日、松江市内で島根県旅館生活衛生同業組合の役員会が開催されました。石見銀山の世界遺産登録、出雲大社の遷宮、「だんだん」の放映と、追い風の島根県観光の影響で一時の危機的状況を脱した観のある県内旅館業ですが、業況は低落の一途で、廃業が後をたちません。役員会では、NHKの事業所契約受信料の問題が取り上げられ、1世帯あたり1契約の世帯契約と受像器1台あたり1契約の事業所契約の問題点などが議論されました。野津理事長からは、「英国BBC方式を提案する旅館側に対して、あくまで現行方式を主張するNHKとの意見の相違は大きいものの、現在、全国旅館組合連合会など旅館6団体とNHKと交渉中」とのコメントがあり、県内旅館として対応を野津理事長に一任することを申し合わせました。