島根県観光客誘致促進連絡協議会(勝谷哲也会長)と島根県議会商工・観光振興議員連盟(森山健一会長)役員との意見交換会が松江市内のホテルで開催されました。JTB松江支店などの観光エージェントや温泉旅館、ホテルなどで構成する団体からは着地型商品の造成推進や県内交通アクセスの整備、宣伝・情報発信などに対する行政支援の強化が要望され、島根県はインターネットに登録・掲載されている観光情報の量が沖縄、北海道の100分の1に過ぎず、外国人観光客に対する情報提供に至っては全国最低レベルでしかないとの現状が指摘されました。また、世界遺産登録された石見銀山について来訪者の受け入れ態勢整備がほとんど進んでいない上、佐渡との統合が検討されていることを危惧する意見が出され、「11月定例県議会で断固たる対応を取りたい」とのコメントが出されました。