10月15,16日、出雲市の河下港港湾利用者の会(西谷義興会長)および河下港利用振興協議会(大島治会長)による河下港の北防波堤建設促進についての要望が行われ、代表者が島根県出雲県土整備事務所(出雲)、島根県土木部(松江)、国土交通省中国整備局(広島)および国土交通省港湾局(東京)の各関係機関を訪問しました。河下港は昨年10月、5000トンの耐震岸壁が完成し、現在、島根半島東部に建設中の風力発電の機器が荷揚げされていますが、湾口が北西を向いているため、冬季の波浪の影響を受けやすく、通年の利用が困難で、利用する事業者から波浪の防止施設である防波堤の建設が求められ、永年の要望が稔り、北防波堤は今年度から事業着手され、海中測量が始まりました。完成まではかなりの事業費と時間を要しますが、関係者からは早期完成が強く要望されました。