鈴木宗男衆院議員と作家の佐藤優氏による、竹島について考える講演会が24日、松江市内で開かれました。、講演のなかで、鈴木議員は「国会議員で竹島問題を取り上げる議員はほとんどおらず、自分は現在の及び腰の状況を打開したい」と述べ、佐藤氏は「竹島問題は拉致問題と同じで、はっきりと外交交渉で解決すべき」と述べました。島根県は、竹島の領有権問題を教科書に記載するよう文部科学省に申し入れていますが、中学校の教科書(社会)に取り上げられたのは、14冊中4冊にとどまっており、韓国で、小学から高校まで、必修科目の「国史」で、竹島について韓国の領土として詳述されていることとは、国の対応に際立った違いがあります。