島根半島弥山地域はホンシュウジカの自然生息地で、島根県は昭和47年からオスジカの捕獲を禁止して保護してきました。平成初年から生息頭数が増加し、造林木に対する剥皮や農林産物の食害などシカ被害が顕著となったため、平成13年から区画法による生息調査に基づいた頭数管理(駆除)を実施しています。法令改正によりメスジカの狩猟が解禁されたため、このほど、弥山地域についてオスジカ、メスジカともに狩猟による捕獲を禁止する方針が示されました。野生生物保護の現状は関係住民の一方的な犠牲で成り立っており、島根県には、保護による被害が拡大しないよう、住民の意見を踏まえた対応を求めました。

