2017年~2022年冬に小倉競馬場で行われた障害未勝利戦56レースについて、
勝利馬のプロフィールを調べました。
襷コースやバンケットなど、福島競馬場と似た特徴を持つ小倉競馬場ですが、
東西以外の傾向に違いは出ますでしょうか。
☆勝利馬の所属
やはり圧倒的に栗東が優勢になっていますが、
美浦の勝利馬は15頭中14頭が昨年と今年に出たもの。
今後の日程によっては、割合が変わる可能性もありそうです。
☆勝利馬の性別
他場とほぼ同じです。
性別は、もしかしたら競馬場によって違いが出るかも、と項目に入れてみましたが、
逆にほとんど変わらないことに驚いています…。
☆勝利時の年齢
4歳馬の割合が少ない、新潟と同じような分布になっています。
☆勝利時の平地のクラス
未勝利馬と1勝Cで半分以上となっていますが、福島ほど極端な結果にはなっていません。
東西の比率と関係があると思ったので、今後詳しく比較してみようと思います。
☆勝利時の障害出走回数
他場と比較して3戦目で勝ち上がる馬の割合が多いですが、
キャリアの浅い馬の方が有利になっているのは、新潟・東京・中京と同じです。
☆勝利馬の父系
ヘイロー系とミスプロ系で9割近くを占める、かなり極端な分布になっています。
種牡馬別で見ると、ディープインパクトとハーツクライが4頭で並び、
キングカメハメハが3頭で続いています。
この並びだけ見ると新潟と傾向が似ているのですが、
もしかしたら関西馬の割合が多い≒有力種牡馬の産駒が多い
ということにもなるのかな…と考えています。