「ジョッキーと行く!京都競馬場障害コース バスツアー」レポ (後編) | 踏み切ってジャンプ

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バスツアーレポの後編です~。

雨のため写真がなかなか撮れず、
文章ばかりで冴えないレポですが、最後までお付き合いください

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8号生垣障害からバンケット障害まで歩いている途中、
以前自分が中山グランドジャンプツアーに参加して、
障害コースを歩いたときとは芝の見た目が違うのに気が付きました。

中山の障害コースは一般的な芝生のイメージの、
まっすぐな緑の葉だけが伸びていたように記憶していたのですが、
京都の障害コースはイネ科特有の花が一面に咲いていました。

前を歩いていた高田Jにそれを聞いてみたところ、
「多分中山は野芝だけだけど、京都は野芝と洋芝が混ざってるんだと思う。
野芝は冬には枯れて茶色くなってしまうから、
冬でも青い洋芝を蒔くんだけど、洋芝だけだと馬が滑ってしまうから」
とお答えをいただきました。

芝の管理状況で「洋芝をオーバーシードして…」とはよく聞きますが、
それぞれの特徴まではよく分かってなかったので、勉強になりました(`・ω・´)

そして到着したバンケット障害(と高田J)☆

バンケット障害は、高低差0.8m、長さは15.9m。
それを障害馬たちは3歩で上がって下りるため、「三段跳び」とも呼ばれています。

馬は上がるのは得意でも、下りるのは不得意。
しかも、京都競馬場でも年に2回しか使われない障害のため、
京都の重賞に出走する馬は、ほとんどが事前にスクーリングをして、
本番に備えているということでした。
(難波Jは、『来週の自分の馬はぶっつけ』と言ってましたがw)

「馬になった気分で上ってみて~」と言われましたが、
自分は2人がかりで両手を引っ張られて、ようやく上がれました

バンケット障害の下りる側に撒いてあったのが、この白い砂。
これは芝生のみだと馬がどこで下りたらいいのか分からなくなってしまうので、
目印として撒かれているということでした。

見学を終えた後は、各自で馬になった気分でバンケットを駆け下りましたw
高田Jに「砂には触らないで」と念を押されていたのですが、
最後にかっこよく飛び降りようとした難波Jが派手に転んで、
思いっ切り砂を崩していました…。

そして、下りたところで突然の質問タイム
せっかくだから質問しようと、手を挙げて、
平沢Jに「関東と関西のレースで違いを感じるところ」を聞いてみたところ、
突然自分にふられたことに戸惑ったような反応を見せつつもw
「関西はペースが早いから、馬自体に走る力が無いとついていけない。
関東は飛越の上手さだけで何とかなったりする」
というお答えをいただきました。

その場で他に出た質問には、全て高田Jが回答☆

Q.「障害馬は、レースに出走する前に競馬場で練習してるんですか?」
A.「トレセンで、本物より小さい障害を跳んで練習しているけど、
京都のバンケットのような独特の障害はスクーリングをしている」

Q.「レース中の空馬は邪魔になりませんか?」
A.「邪魔になるけど、今日のレース(未勝利戦)で、
植野Jが空馬を内からつついて、外から来る馬の邪魔をさせようとしていた。
そういうずるいことをすると大体勝てない(笑)」

Q.「昨日(東京のOP)勝って、口取りに出なかったアドマイヤツバサは大丈夫ですか?」
A.「全然大丈夫。アイツ仮病を使うから(笑)終わった後ちょっと歩様がおかしかったから、
調教師が『口取りしなくてもいい』って言った(ちょっと残念そうに)」

アドマイヤツバサは、自分も実際府中にいてとても心配しただけに、
乗っていた高田Jの言葉が直接聞けて良かったです。
今後に期待を持てる、かなり強い勝ち方をしたので、
他にも安心されてる方は多いんじゃないでしょうか。。。

この後、晴れていればコースで集合写真を撮る予定だったそうですが、
雨のために事務所に戻って屋内で写真を撮ることに。

再びバスに乗り、地下通路に戻る途中、
レース中の速度とほぼ同じ、時速50㎞で障害のそばを通過しました。
車では普通に出す速度だけど、
いざコースを横目にして、馬に乗って障害を跳んでいると想像したら…
ジョッキーの皆さまを改めて尊敬しました。

バスは障害コースに別れを告げて、事務所に到着。
着いて最初に行われたのが、
この日京都に乗りに来ていた柴田大知Jから高田Jが奪ったというw
サイン入りゴーグル争奪☆じゃんけん大会!
我々も張り切ってジャンケンしましたが、あえなく初戦敗退でした。。。

グループごとに分かれての記念撮影の後、
お願いして応援隊で出している障害レース応援幕に、
参加されたジョッキー全員のサインをいただくことが出来ました♪

サインをいただいた後、幕と一緒に写真も撮らせていただきました☆
幕を広げたとき、西谷Jが「あ、これ見たことある!」
と言ってくれたのが嬉しかったですね♪

高田Jには、「パドックに出すって言っても、関東中心やろ~?」
と若干の意地悪を言われましたがw
出せる機会がある限り、いつでもどこでも出していきますので、
ジョッキーの皆さまの目に留まれば嬉しいです☆

お土産にサイン入りクリアファイルをいただき、
大満足でツアーは終了しました。

もし雨が降っていなかったら、じっくりとコースを見たり、
他の参加ジョッキーの皆さまとももっと話せたのかなと思うと、
当日の雨が恨めしくなりましたが…
それでも貴重な体験をさせていただいたことは確かです。
本当にありがとうございました!

ジョッキーの皆さんが、もっと障害レースを盛り上げたいと思ってるのは、
関東も関西も同じなので、
今後同様のイベントが行われた時には、ぜひ応募してみてください!
さらに障害レースを見るのが楽しくなると思います☆


【投稿者】 ゆな