もうすぐ3月ですね。
3月に入ると、第2週(9日・土曜)には、2013年の障害重賞第1弾
阪神スプリングジャンプ(J・GII)
が行われます。
同レースの前身はご存知の通り、阪神障害ステークス(春)。
これが1999年のジャンプグレード導入により、J・GIIに格付けされて阪神スプリングジャンプとなりました。
前身の阪神障害ステークスは春・秋の年2回施行で、距離は3300m芝。
しかし、途中、阪神競馬場のスタンド改修により1990年秋~1991年秋(計3回)は中京障害ステークスとして、さらに1994年秋も京都競馬場改修による変則開催により中京障害ステークスとして行われています。
加えて、1995年春・秋は阪神淡路大震災の影響による阪神競馬場の改修工事のため、京都障害ステークスとして行われましたね。
ちなみに、1990年秋~1991年秋の中京障害ステークス(3回分)を優勝したのは全てメジロワース(同レース3連覇)でした。
さて、1999年のジャンプグレード制導入により行われた第1回阪神スプリングジャンプは芝3800mでした。
前身競走から一気に500mの距離延長。
しかも、直線芝コースからスタートして4コーナーで障害コースへ入り、再び直線芝コースに戻るという非常に珍しいコースが設けられました。
第2回目からは3900mに延長され、現在に至ります。
施行時期が3月2週目(第1回阪神5日目)となることから、その年で中山グランドジャンプ以前に行われる唯一の重賞競走であり、昨年はここを優勝したバアゼルリバーが中山グランドジャンプでも2着しました。
この競走のアラカルトですが・・・。
阪神スプリングジャンプとなって以降の14回で、
騎手としての連覇
1名(白浜雄造騎手)
2005年ナムラリュージュ、2006年テイエムドラゴン
馬主としての連覇
1名(斎藤すゞ氏)
2009年トーワヒヨシマル、2010年トーワベガ
調教師としての連覇
なし
競走馬としての連覇
なし
最多勝利騎手
小坂忠士騎手(3勝)
2003年:カネトシガバナー
2009年:トーワヒヨシマル
2012年:バアゼルリバー
最多勝利調教師
同レースを制した調教師全て(1勝)
→複数回優勝している調教師がいない
最多勝利馬主
斎藤すゞ氏(2勝:同上)
関東馬の勝利
1回:2011年オープンガーデン
レースレコード
4分19秒8 : 2001年ダンシングターナー
※第1回は距離が100m短かったため除く
となっております。
今年はこれらに並ぶ、あるいは超える記録が生れるでしょうか?
2週間後が楽しみですね。