今週は東京競馬場で秋陽ジャンプSが行われますね。
この競走はオープン特別となっており、距離は3110m(芝)。
昨年までは3300m(芝)で行われており、今年から距離が変更になります。
また、来年以降、東京における障害重賞(東京ハイジャンプ、東京ジャンプS)がこの距離に変更になることから、このレースで東京3110m(芝)の様相をある程度見ておく必要がある重要なレースですね。
コースの形態を見てみると、1~2コーナーのやや2コーナー寄りがスタート地点となっており、やはり外枠よりも内枠の方が良いに越したことはなさそうです。
(3300mほどヘンなことにはならなそうですが・・・)
また、この距離はこの秋陽ジャンプSで初めて使いますので、このレースの勝ち時計はしばらくは『基準タイム』として掲示されることになりますね。
今年の登録馬は以下の通り。
・カネスラファール 59kg
・コアレルアルダン 59kg
・ゴールデンカイザー 59kg
・シャイニーブラック 59kg
・ショウナンサミット 59kg
・タカラボス 60kg
・ファイトシーン 59kg
・モエレエキスパート 60kg
・モリノミヤコ 59kg
・リワードクラウン 59kg
・ルールプロスパー 59kg
の11頭。
メンバーもなかなかです。
この競走は別定戦の中でも別定SSとなっており、条件は
4歳59kg、5歳以上60kg
J・GI競走1着馬5kg増
J・GII競走1着馬3kg増
J・GIII競走1着馬1kg増
ただし、収得賞金400万円以下は1kg減
となっています。
よって、障害OPクラスでの勝利経験があるために収得賞金が400万円を超過しているタカラボスとモエレエキスパートは減量が無く、その他の登録馬は収得賞金400万円のため、1kg減量されています。
中でも注目はルールプロスパーでしょうか?
新馬戦でシングライクバードやナムラクレセントを下し、後に白百合Sで3着したときもメイショウベルーガに先着。
平地OPまで昇級した馬が、前走から障害入りしました。
障害初戦は3番人気でしたが、終わってみれば逃げ切りで2着に6馬身差でした。
かなり注目を集めるかと思います。
他にも3歳時には弥生賞で3着し、皐月賞にも駒を進めたモエレエキスパートや、障害2戦目で順当に未勝利を脱出してきたカネスラファールなど、なかなか面白いメンバー構成かと思います。
またファイトシーンとコアレスアルダンは昨年に続き2年連続での登録ですね。
そして、去年のこのレースが実はかなりの好メンバーで、優勝馬はビコーフェザー。
障害で重賞には手が届きませんでしたが、全体を通してかなり安定した成績を残した馬でしたね。
(ビコーフェザーがデビュー戦でザレマに勝ってることを知ってる人って何人くらいいるんだろう???)
2着はバシケーン。
このレースの後に、中山大障害を勝ちました。
3着コウヨウウェーブは人気薄ながらもレースを引っ張って粘り込みましたし、4着トーセンジョーカーは障害未勝利で今年出走登録しているタカラボスに勝ってました。
他にもプラテアードやハストラングなども出走しており、かなり豪華なメンバーだったと言えるでしょう。
そして、実際にここから大障害優勝馬が出ましたからね。
今年は、昨年のバシケーンに続く馬が現れるんでしょうか???
秋陽ジャンプSは今度の土曜日(11月19日)の東京競馬第8レースです!
お楽しみに~☆