鳥はオスが派手で美しく、メスは地味であることが多いのですね。

今回掲載の写真は、キビタキ、ルリビタキ、ジョウビタキの男の子。たまたまヒタキ系にかたよってしまったけれど、まあ、そこは私が撮影した写真から選んだということで......。皆さんよくご存じであろうところでは、キジとかクジャクとかは顕著ですね。

 

キビタキ

 

鳥は繁殖の際に、基本的にオスには選択権がなく、メスがオスを選びます。

さえずりの声もメスがオスを選ぶ際の重要なファクターであるようですが、オスが派手な鳥にとってはその見た目が大きく関わっているようです。

 

鳥に限らず、生き物の繁殖活動は種の保存という目的が根幹にあるので、メスはよりよい遺伝子を持つオスを選んでいるのであろうと考えられます。

 

ルリビタキ

 

より美しいオスは、栄養状態が良い、つまり栄養のある餌を潤沢にとれる縄張りを持っているということにつながり、寄生虫などにおかされていないと判断できますね。

 

こういう説もあります。外敵が多い鳥は派手である方が目立つので襲われやすく不利であるのだけれど、それでも生き残っているということは、外敵から身を守る術に長けているということなのだと。

 

まあ、そういうワケで、理由はともあれ長い長い歴史の中でメスは美しいオスを選び続けてきたので、今もオスは美しく、私たちを楽しませてくれているのでありますね。

 

イケメン好きのメスたち、ありがとう。

 

ジョウビタキ

 

人間はどうなのだろうと考えた。一般的にイケメンはモテるであろうけれど、結婚相手となるとお金というファクターも大きいのではなかろうかと思う。私はまあまあイケメンだと自分では思っているが決してお金持ちではない。奥さんになぜ私を選んだのかと聞いたら、こう言われた。

 

「操縦しやすいかどうかに決まってるでしょ」

 

 

フリーランスの写真家なのですが、高齢者と呼ばれる年齢になり、ほぼほぼ引退して老後の健康とボケ防止のためにバードウォッチングを始めました。

鳥を探して歩くことが健康によく、鳥については知らないことばかりなので、出会った鳥について調べ、ブログに書くというのはボケ防止になるだろうと思っています。

仕事では鳥の写真は撮ったことがなかったのですが、最も困難で難しい被写体であると認識し、日々修行中であります。