ピクサー完全復活!『インサイド・ヘッド2』がメガヒットデビュー!  | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

ピクサー完全復活!『インサイド・ヘッド2』がメガヒットデビュー! 

 

 

先週末の興行ニュース。

 

やっと夏映画の盛り上がりが見えてきた。ピクサーアニメ最新作で9年ぶりの続編となる『インサイド・ヘッド2』が前作を大幅に上回るオープニング興収1億5420万ドルのメガヒットスタート! これは『インクレディブル・ファミリー』に次いでピクサー作品史上歴代2位の記録。現在までの全世界興収は4億3885万ドルを超えており、今年公開作品ではNo.1の出足で、最終的に全世界興収13億6199万ドルを稼いだ『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』以上のOP記録であることから10億ドル超えは確実、どこまで記録を伸ばすのか注目されている。ロッテントマトは91%(オーディエンス評価96%)、シネマスコアは「A」の絶賛で、前作に勝るとも劣らない高評価であることから息の長い興行が期待される。




コロナ禍に見舞われた2020年以降のピクサーは不調が続き、この年の3月に公開された『2分の1の魔法』は全世界興収1億4190万ドルにとどまった。『ソウルフル・ワールド』『あの夏のルカ』『私ときどきレッサーパンダ』といった傑作群は劇場公開ではなくディズニープラス配信となり、コロナ明けで公開された『バズ・ライトイヤー』は期待した結果を残せずディズニーは1億ドル以上の損失を出した。しかし昨年6月公開の『マイ・エレメント』は全世界興収4億9644万ドルと健闘し、今回の『インサイド・ヘッド2』でピクサーは完全復活。日本公開は8月1日。前作は40億円超えのヒットとなったが日本でも復活となるか。



2位にランクダウンの『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は1億2528万ドル、全世界興収2億2777万ドルと前週比40%の落ち込みにとどめ、まだまだ快調。そして公開6週目で3位に浮上し、まだまだ粘る『猿の惑星/キングダム』は1億6023万ドル、全世界興収3億7733万ドルまで稼いでいる。



その他作品の累計興収は、『ねこのガーフィールド』が8088万ドル、全世界興収1億9848万ドル、『マッドマックス:フュリオサ』が6446万ドル、全世界興収1億6146万ドル、『ブルー きみは大丈夫』が1億329万ドル、全世界興収1億7589万ドル、『ザ・ウォッチャーズ』が1540万ドル、全世界興収2490万ドル、『フォールガイ』が8885万ドル、全世界興収1億7037万ドル。


日本では大泉洋主演の実話系感動ドラマ『ディア・ファミリー』が2億5000万円で首位デビュー。Yahoo!映画4.1点、Filmarks4.2点、映画.comレビュー4.3点と高評価で、これが実話なのかという密度の高いストーリーと、「泣ける映画」はいつでも強い。



ファミリーファンタジー映画『ブルー きみは大丈夫』は3日間の興収5200万円で8位デビュー。Yahoo!映画3.6点、Filmarks3.7点、映画.comレビュー3.4点だが、こちらでも「泣けた」という人が多数。



その他作品の累計興収は、『名探偵コナン 10万ドルの五稜星』が148億8000万円、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が110億4000万円、『変な家』が50億2000万円、『ゴジラxコング 新たなる帝国』が17億円超え、『帰ってきた あぶない刑事』が12億5000万円、『劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』が10億5000万円、『猿の惑星/キングダム』が8億7000万円、『マッドマックス:フュリオサ』が7億8000万円、『ミッシング』が4億7000万円、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前章』が4億3000万円、『映画 からかい上手の高木さん』が4億3000万円、『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が4億円超え、『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:』が3億8000万円、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション後章』が2億9000万円。