第96回アカデミー賞は『オッペンハイマー』7部門、『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』受賞 | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

第96回アカデミー賞は『オッペンハイマー』7部門、『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』受賞




つい先ほど、第96回アカデミー賞授賞式が行われた。

作品賞は予想通り『オッペンハイマー』に輝き、クリストファー・ノーランが2度目のノミネートでオスカー監督の仲間入りを果たした。そしてキリアン・マーフィが初ノミネートで主演男優賞、助演男優賞のロバート・ダウニー・Jrが3度目のノミネートでついにオスカー像をゲット、最多7部門に輝いた。

日本からは宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』が『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目の長編アニメ映画賞を受賞。そして会場が大いに沸いたのが『ゴジラ-1.0』の視覚効果賞受賞の瞬間。アジア映画初、『ゴジラ』映画初だけでなく、監督本人が同部門を受賞したのは山崎貴監督が55年ぶり2人目という歴史的快挙を成し遂げたことだ(過去の監督受賞者は『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリックだけ。通常、ハリウッド大作のVFXを監督が兼任することはほとんどない)。ずっとハリウッドがリードしてきた視覚効果の実力をアジアで初めて日本人が世界に証明した瞬間、心から拍手を送りたい。拍手

『哀れなるものたち』で体当たり演技を披露したエマ・ストーンが主演女優賞で2つ目のオスカー像をゲット。目を見張る美術で世界観を見事に表現し、美術賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞を持っていたのも納得、4部門に輝いた。また、
ビリー・アイリッシュが『バービー』で歌曲賞を受賞。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に続いて22歳にして早くも2つ目のオスカー像を手にした。

ライアン“ケン”ゴズリングによる歌唱パフォーマンスで盛り上がる一方で、ジョン・シナがアキラ100%ばり(トレンドワード入り!)に全裸で登場した場面は衝撃(笑撃)だった
笑い泣き
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第96回アカデミー賞受賞作品・受賞者一覧

 

作品賞

まじかるクラウン『オッペンハイマー』

『アメリカン・フィクション』

『落下の解剖学』

『バービー』

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

『マエストロ:その音楽と愛と』

『パスト ライブス/再会』

『哀れなるものたち』

『関心領域』

 

主演男優賞

まじかるクラウンキリアン・マーフィ 『オッペンハイマー』

ブラッドリー・クーパー 『マエストロ:その音楽と愛と』

ポール・ジアマッティ 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

コールマン・ドミンゴ 『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』

ジェフリー・ライト 『アメリカン・フィクション』

 

主演女優賞

まじかるクラウンエマ・ストーン 『哀れなるものたち』

キャリー・マリガン 『マエストロ:その音楽と愛と』

アネット・ベニング 『ナイアド ~その決意は海を越える~』

リリー・グラッドストーン 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

ザンドラ・ヒュラー 『落下の解剖学』

 

助演男優賞

まじかるクラウンロバート・ダウニー・Jr. 『オッペンハイマー』

ロバート・デ・ニーロ 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

スターリング・K・ブラウン 『アメリカン・フィクション』

ライアン・ゴズリング 『バービー』

マーク・ラファロ 『哀れなるものたち』

 

助演女優賞

まじかるクラウンダヴァイン・ジョイ・ランドルフ 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

エミリー・ブラント 『オッペンハイマー』

ダニエル・ブルックス 『カラーパープル』

アメリカ・フェレーラ 『バービー』

ジョディ・フォスター 『ナイアド ~その決意は海を越える~』

 

監督賞

まじかるクラウンクリストファー・ノーラン 『オッペンハイマー』

マーティン・スコセッシ 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

ジュスティーヌ・トリエ 『落下の解剖学』

ヨルゴス・ランティモス 『哀れなるものたち』

ジョナサン・グレイザー 『関心領域』


脚本賞

まじかるクラウンジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ 『落下の解剖学』

セリーヌ・ソン 『パスト ライブス/再会』

デヴィッド・ヘミングソン 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

ブラッドリー・クーパー、ジョシュ・シンガー 『マエストロ:その音楽と愛と』 

サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク 『May December』

 

脚色賞

まじかるクラウンコード・ジェファーソン 『アメリカン・フィクション』

クリストファー・ノーラン 『オッペンハイマー』

トニー・マクナマラ 『哀れなるものたち』

グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック 『バービー』

ジョナサン・グレイザー 『関心領域』

 

撮影賞

まじかるクラウンホイテ・ヴァン・ホイテマ 『オッペンハイマー』

エドワード・ラックマン 『伯爵』

ロドリゴ・プリエト 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

マシュー・リバティーク 『マエストロ:その音楽と愛と』

ロビー・ライアン 『哀れなるものたち』

 

編集賞

まじかるクラウン『オッペンハイマー』

『落下の解剖学』

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

『哀れなるものたち』

 

作曲賞

まじかるクラウンルートヴィッヒ・ヨーランソン 『オッペンハイマー』

ジョン・ウィリアムズ 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

ロビー・ロバートソン 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

ローラ・カープマン 『アメリカン・フィクション』

イェルスキン・フェンドリックス 『哀れなるものたち』

 

歌曲賞

まじかるクラウン「What Was I Made For?」 『バービー』

「I’m Just Ken」 『バービー』

「It Never Went Away」 『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』

「Wahzhazhe(A Song for My People)」 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

「The Fire Inside」 『フレーミングホット!チートス物語』

 

美術賞

まじかるクラウン『哀れなるものたち』

『バービー』

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

『ナポレオン』

『オッペンハイマー』

 

衣装デザイン賞

まじかるクラウン『哀れなるものたち』

『バービー』

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

『ナポレオン』

『オッペンハイマー』

 

音響賞

まじかるクラウン『関心領域』

『ザ・クリエイター/創造者』

『マエストロ:その音楽と愛と』

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

『オッペンハイマー』

 

視覚効果賞

まじかるクラウン『ゴジラ-1.0』

『ザ・クリエイター/創造者』

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

『ナポレオン』

 

メイク・ヘアスタイリング賞

まじかるクラウン『哀れなるものたち』

『Golda』

『マエストロ:その音楽と愛と』

『オッペンハイマー』

『雪山の絆』

 

国際長編映画賞

まじかるクラウン『関心領域』 (イギリス)

『PERFECT DAYS』(日本)

『Io Capitano』(イタリア)

『雪山の絆』(スペイン)

『The Teachers’ Lounge』(ドイツ)

 

長編アニメ映画賞

まじかるクラウン『君たちはどう生きるか』

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

『ニモーナ』

『マイ・エレメント』

『ロボット・ドリームズ』

 

短編アニメ映画賞

まじかるクラウン『War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko』

『Letter to a Pig』

『Ninety-Five Senses』

『Our Uniform』

『Pachyderme』

 

短編実写映画賞

まじかるクラウン『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』

『彼方に』

『Invincible』

『Knight of Fortune』

『Red, White and Blue』

 

長編ドキュメンタリー賞

まじかるクラウン『実録 マリウポリの20日間』

『ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント』

『The Eternal Memory』

『Four Daughters』

『虎を仕留めるために』

 

短編ドキュメンタリー賞

まじかるクラウン『ラスト・リペア・ショップ』

『The ABCs of Book Banning』

『The Barber of Little Rock』

『Island in Between』

『世界の人々:ふたりのおばあちゃん』