『ウォンカ』が4億6000万ドル超え、『エクスペンダブルズ』新作は日本5位発進 | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

『ウォンカ』が4億6000万ドル超え、『エクスペンダブルズ』新作は日本5位発進

 


先週末の興行ニュース。

年末年始は1年前の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のようなビッグタイトルがなく、2024年の米映画興行界は低調なスタートとなった。強力なライバル作不在に助けられ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が4週目でも安定の1位をキープ。米国興収は1億6635万ドル、全世界興収4億6985万ドルと製作費を回収して着実に数字を伸ばしている。


2位にジェイソン・ブラム&ジェームズ・ワンの『M3GAN ミーガン』タッグが再び組んだユニバーサル製作のホラー『Night Swim』がランクイン。オープニング興収は1179万ドル。ただしロッテントマトは25%(オーディエンス評価42%)、シネマスコアは「C」と不評で『M3GAN ミーガン』のようなヒットは期待できなさそう。



「DCエクステンデッド・ユニバース」最終作『アクアマン/失われた王国』の累計興収は大台を突破し1億173万ドル、全世界興収3億3823万ドル。ただし2億1500万ドルと言われている製作費を回収する最低の合格ラインは5億ドル以上なのでまだまだ油断はできない。



その他作品の累計興収は、『FLY!/フライ!』が7879万ドル、全世界興収1億5352万ドル、『カラーパープル』が5526万ドル、『フェラーリ』が1595万ドル、全世界興収2787万ドル、『ハンガー・ゲーム0』が1億6414万ドル、全世界興収3億3103万ドル、『君たちはどう生きるか』は3970万ドル、全世界興収1億4752万ドル、『ゴジラ-1.0』は4935万ドル、全世界興収9399万ドル、『ウィッシュ』は6274万ドル、全世界興収2億977万ドル、『Trolls Band Together』は1億63万ドル、全世界興収2億307万ドル。





日本は『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』が3週連続で1位となり、早くも44億円を突破している。シルヴェスター・スタローンらアクションスター勢ぞろいの9年ぶりのシリーズ第4弾にして完結編(とされている)『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が5位スタート。3日間の興収は1億8000万円。Yahoo!映画は3.8点、Filmarksは3.5点、映画.comレビューは3.3点と“それなり”の評価。北米ではわずか1671万ドルしか稼げず全く振るわなかったがはたして日本では・・・・?



その他作品の累計興収は、ゴールデン・グローブ賞に輝いた『君たちはどう生きるか』が87億3000万円、12日よりモノクロ版の上映も始まる『ゴジラ-1.0』が51億8000万円、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が28億円、意外にも日本ではヒットしている『ウイッシュ』が27億5000万円、『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』が22億円突破、口コミ効果でサプライズヒットとなっている『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が20億7000万円、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が20億6000万円、『首』が11億4000万円、こちらも口コミで動員数を上げている『映画 窓ぎわのトットちゃん』が7億8000万円、『PERFECT DAYS』が4億5000万円、『ナポレオン』が3億9000万円、『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』が3億6000万円、『怪物の木こり』が3億3000万円、『TVシリーズ特別編集版 名探偵コナンvs.怪盗キッド 』が2億3000万円、話題性に対して数字が伸び悩んでいる『屋根裏のラジャー』が2億2000万円、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』が1億2000万円。