『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界興収歴代7位! 『M3GAN/ミーガン』も好発進!
先週末の興行ニュース。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が4週連続で1位。米国興収は5億2565万ドル、全世界興収は17億4925万ドルに達した。米国興収はまだ歴代16位だが、全世界興収では『ジュラシック・ワールド』を追い抜き歴代7位に。公開してまだ1ヶ月しか経っていないのに歴史的な数字をたたき出し、過去に5作品しか成し遂げていない20億ドル突破も確実で、コロナパンデミック以降で最大のヒット作になる。この大ヒットによりディズニー/20世紀スタジオが満足できる収益が出ているため、まもなく『アバター3』の製作が本格始動する。本撮影とモーションキャプチャー撮影は既に終えており、2024年12月公開に向けてポストプロダクションの作業に入る。ジェームズ・キャメロンのインタビューによると3作目には“アッシュ・ピープル”という新たな住人が登場。前2作ではパンドラ先住民のポジティヴな面を描き人間のネガティヴな面を描いてきたが、今度はその逆を描くことになるとも。キャメロンは4、5作目の製作も並行して行い、壮大な『アバター』サーガを完結させるまであと6年を費やす。
2位にAI人形がしだいに暴走していくサイコホラー『M3GAN/ミーガン』がランクイン。オープニング興収は関係者の予想を大きく上回る3042万ドルの好スタートで、全世界興収は5085万ドル。ロッテントマトは95%(観客評価79%)の大絶賛となっており、しばらくはランキングを賑わせてくれそうだ。3位は絶賛されているドリームワークス・アニメ『長ぐつをはいたネコと9つの命』で米国興収9075万ドル、全世界興収は2億ドル超えのヒットとなっている。4位にはスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をトム・ハンクス主演でハリウッドリメイクした『A Man Called Otto』が拡大公開で4位にランクアップ。ロッテントマトは68%(観客評価97%)。
日本では上位3位は前週と同じ。6週連続1位の『THE FIRST SLAM DUNK』の累計興収は76億8000万円を超えた。2位の『すずめの戸締り』は121億3000万円。3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は31億4000万円で、25日の累計興収ならもう少し数字が欲しいところ。初登場作品はテレビシリーズの再編集版『TVシリーズ特別編集版 名探偵コナン 灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~』(4位)、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン共演による韓国パニック映画『非常宣言』(8位)、シリーズ第3弾『嘘八百 なにわ夢の陣』(9位)。
その他作品の累計興収は、『ONE PIECE FILM RED』が190億5000万円、『Dr.コトー診療所』が18億6000万円、『ラーゲリより愛を込めて』が17億3000万円、『かがみの孤城』が6億3000万円、『ブラックナイトパレード』が6億1000万円。
また、東映が2022年の年間興収で歴代最高の数字になったことを発表した。これまでは2009年の年間興収179億8000万円が最高記録だったが、2020年はそれを大幅に上回る325億6300万円。同社が配給した『ONE PIECE FILM RED』と『THE FIRST SLAM DUNK』の大ヒットが数字を押し上げた。
『ONE PIECE FILM RED』【公式】@OP_FILMRED
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2023年01月10日 12:03
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2023年01月10日 10:03
