DC映画もついにマルチバース化する『ザ・フラッシュ』にバットマン登場! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

DC映画もついにマルチバース化する『ザ・フラッシュ』にバットマン登場!

 


既に『ジャスティス・リーグ』で本格スクリーンデビュー済み(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』でもチラッとカメオ出演)のフラッシュの単独デビュー映画『ザ・フラッシュ』が「DCファンドーム」で初映像を解禁。まだ予告編がないので今回のために特別に作られた出来たてホヤホヤの1分15秒のスペシャル映像だ。
 

 


フラッシュは超高速移動できるゆえ、別の次元(ユニバース)=平行世界やタイムラインに行き来できる特別な能力がある。今回の映画版はDCコミックスのターニングポイントにもなった革新的エピソード「フラッシュポイント」を基にしたものになるという(当初の映画タイトルは『フラッシュポイント』だった)。ただし原作をそのまま映画化したものではなく監督によると「あくまでもベースにしている」とのことで、映画版独自の「フラッシュポイント」が見られそう。ウインク




なにより話題になっているのが歴代バットマンの共演だ。『ジャスティス・リーグ』でバットマン卒業かと思われていたベン・アフレックの復帰出演だけでなく、ティム・バートン版『バットマン』『バットマン リターンズ』のマイケル・キートンが“パラレル出演”している。今年4月に30年ぶりのバットマン再演決定が報じられ、世界中のファンが驚愕した。解禁された映像ではバットマンの耳がチラッと映るがこれがどちらのバットマンかは分からない。そうなるとヴァル・キルマーとジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベールのゲスト出演も期待したかったが、今回登場するバットマンは2人だけ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも並行世界が描かれ、マーベル、DC映画ともにちょっとした“パラレルワールド”ブームになっている。チュー




もっともマイケル・キートン本人は出演オファーを受けた時、かなり困惑したという。「脚本を3回読んでも“どういうこと?”ってすんなり理解できなかった。何度も説明してもらって解決していったよ(笑)とコメント。しかもキートンはマーベルのアメコミ映画『モービウス』では、『スパイダーマン:ホームカミング』でスパイダーマンと戦ったヴァルチャーを再演している。同じソニー=マーベル映画ではあるが、『スパイダーマン』シリーズは「マーベル・シネマティック・ユニバース」で、『ヴェノム』シリーズや『モービウス』は「ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターズ」として共有。現段階で同一世界であることを匂わせているものの、公式ではまだ確定されていない。今やマイケル・キートンは、DCとマーベルでそれぞれのユニバースの架け橋となる重要な俳優として注目されているのだ。びっくり




また映像ではバリー・アレンが2人いるが、実はエズラ・ミラー演じるフラッシュが別のフラッシュと対面したのはこれが初めてではない。DCドラマシリーズ『アローバース』のクロスオーバー・エピソード「Crisis on Infinite Earths」では、ドラマ版『THE FLASH/フラッシュ』のグラント・ガスティン演じるフラッシュとご対面するというサプライズなカメオ出演を果たしている。

 

 

 

さらに『ザ・フラッシュ』でスーパーガールが「DCエクステンデッド・ユニバース」デビューを果たす。400人以上の候補から新スーパーガールに選ばれたラッキーガールはサッシャ・カジェ。コロンビア系アメリカ人の新鋭女優でスーパーガールの新たな魅力を放つ。しかしせっかくマルチバースの世界を扱っているのだから、ここに6年間演じたスーパーガールを卒業したばかりのメリッサ・ベノイストと、1984年の映画版で初代スーパーガールを演じたヘレン・スレイターの共演サービスもあったらチョー嬉しかったんですけどね。チュー






脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のクリスティーナ・ホドソン、メガホンを取ったのは『IT/イット』2部作のアンディ・ムスキエティ監督。撮影は既に終了し、現在ポストプロダクションに入っている。米国公開は2022年11月4日!

 

 

 

一方、人気ドラマシリーズ『THE FLASH/フラッシュ』シーズン8(米The CW で11月16日から放送開始)から着用する新コスチュームもお披露目