ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『DUNE/デューン 砂の惑星』初予告編とQ&A映像!!!! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『DUNE/デューン 砂の惑星』初予告編とQ&A映像!!!!

 

 

19:09Update●日本公開情報を追加、予告編を日本版に差し替え、キャストQ&A映像を追加

 

 

『メッセージ』でアカデミー賞作品賞など7部門にノミネートされ、SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』でも高い評価を得たドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が次に挑んだのがフランク・ハーバートのSF小説『デューン』シリーズ。新たに映画化された『DUNE/デューン 砂の惑星』の予告編が公開された。

 

70年代にアレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挑んだものの、あまりに壮大な原作を描く一大プロジェクトはスケールが大きすぎて断念。1984年にデヴィッド・リンチ監督によって映画化され、今となってはカルト的人気があるが、公開時は原作のダイジェスト版になってしまいエンタメ性の薄い内容に観客のウケは悪く、原作者からも酷評されてしまった。2000年と03年にミニシリーズのドラマ化もされている。

 

主人公のポール・アトレイデスをティモシー・シャラメが演じ、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモア、デイヴ・バウティスタ、ステラン・スカルスガルド、ハビエル・バルデム、シャーロット・ランプリングら豪華すぎるスターが集まった。

 

本作は2部作で構想されているが、後編の製作情報や公開時期はまだアナウンスされていない。製作にゴーサインを出すかどうかは1作目の興収次第なのかもしれない。その前に、映画版の世界観を共有したスピンオフドラマ『Dune: The Sisterhood』が企画進行中で、ヴィルヌーヴは製作総指揮、脚本、パイロット版の監督を務める。ワーナーの動画配信サービス「HBO Max」で配信される予定だ。

 

興行的には苦戦したが作品評価は高い『ブレードランナー 2049』に続いて、世界中に多くの原作ファンがいる大河SF小説の映画化というリスキーなプロジェクトに挑んだドゥニ・ヴィルヌーヴ。卓越したビジュアルセンスで『DUNE/デューン 砂の惑星』をどう蘇らせたのか、映画ファンの熱い注目が集まる。レジェンダリー・ピクチャーズ製作、ワーナー・ブラザース配給で12月18日米国公開。日本は近日公開予定となっている。