ラジー賞発表! やっぱり『キャッツ』が最多6部門受賞! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

ラジー賞発表! やっぱり『キャッツ』が最多6部門受賞!





アメリカで昨年公開された映画からワースト作品&俳優を決める第40回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)が発表! 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で授賞式は行われず、受賞結果のみの発表となった。

 

 

誰もが予想してたとおりやはりというべきか、批評家に「不浄なポルノに遭遇した気分」とまで言われ、最多11ノミネートとなった猫もどき映画『キャッツ』が最低映画賞、最低助演女優賞、最低助演男優賞、最低監督賞など6部門を“制覇”。コロナパニック前の上映作品だが、米国でも日本でも劇場にあまり人が入らず、早々に打ち切ったところも。アカデミー賞授賞式でジェームズ・コーデンとレベル・ウィルソンが猫の格好をして視覚効果賞のプレゼンターを務めた自虐ネタに対し、「アカデミーがVFXをジョークのネタにしたことにひどく失望した」と視覚効果協会を怒らせたこともあった。『キャッツ』総ナメのなか、それに続いたのが『ランボー ラスト・ブラッド』の最低リメイク・パクリ・続編賞と、もっとも人命と公共物を軽く扱ってる映画賞の2部門。悪党皆殺しがランボーのドラッグになってるといよいよファンからも共感されなくなり、『ランボー/最後の戦場』で最後にしときゃ良かったのにという声も少なくない。日本では6月12日公開予定だが、コロナパニックの中、無事に公開してくれるんでしょうか?

 

 


 





第40回ゴールデンラズベリー賞受賞結果

最低作品賞

まじかるクラウン『キャッツ』
『The Fanatic』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
『ランボー ラスト・ブラッド』


最低主演男優賞

まじかるクラウンジョン・トラボルタ 『The Fanatic』『ワイルド・レース』
ジェームズ・フランコ 『Zeroville』
デヴィッド・ハーバー 『ヘルボーイ』
マシュー・マコノヒー 『セレニティー:平穏の海』
シルヴェスター・スタローン 『ランボー ラスト・ブラッド』


最低主演女優賞
まじかるクラウンヒラリー・ダフ 『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
アン・ハサウェイ 『The Hustle』『セレニティー:平穏の海』
フランチェスカ・ヘイワード 『キャッツ』
タイラー・ペリー 『タイラー・ペリー マデアの家族葬』(マデア役)
レベル・ウィルソン 『The Hustle』


最低助演男優賞
まじかるクラウンジェームズ・コーデン 『キャッツ』
タイラー・ペリー 『タイラー・ペリー マデアの家族葬』(ジョー役)
タイラー・ペリー 『タイラー・ペリー マデアの家族葬』(ヒースローおじさん役)
セス・ローゲン 『Zeroville』
ブルース・ウィリス 『ミスター・ガラス』


最低助演女優賞
まじかるクラウンレベル・ウィルソン 『キャッツ』

ジェシカ・チャステイン 『X-MEN:ダーク・フェニックス』
キャシー・デイヴィス 『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
ジュディ・デンチ 『キャッツ』
フェネッサ・ピニーダ 『ランボー ラスト・ブラッド』


最低監督賞
まじかるクラウントム・フーパー 『キャッツ』

フレッド・ダースト 『The Fanatic』
ジェームズ・フランコ 『Zeroville』
エイドリアン・グランバーグ 『ランボー ラスト・ブラッド』
ニール・マーシャル 『ヘルボーイ』


最低脚本賞

まじかるクラウン『キャッツ』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
『ヘルボーイ』
『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
『ランボー ラスト・ブラッド』


最低リメイク・パクリ・続編賞

まじかるクラウン『ランボー ラスト・ブラッド』

『X-MEN:ダーク・フェニックス』
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
『ヘルボーイ』
『タイラー・ペリー マデアの家族葬』


最低スクリーンコンボ賞

まじかるクラウン半猫半人の毛玉たちのコンビ 『キャッツ』
ジェイソン・デルーロとCGIで去勢された彼の股間 『キャッツ』
タイラー・ペリーとタイラー・ペリー(もしくはタイラー・ペリー) 『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
シルヴェスター・スタローンと彼の無力な怒り 『ランボー ラスト・ブラッド』
ジョン・トラボルタと彼が受け入れたすべての脚本


もっとも人命と公共物を軽く扱ってる映画賞

まじかるクラウン『ランボー ラスト・ブラッド』

『Dragged Across Concrete』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
『ヘルボーイ』
『ジョーカー』


名誉挽回賞

まじかるクラウンエディ・マーフィ 『ルディ・レイ・ムーア』
キアヌ・リーヴス 『ジョン・ウィック:パラベラム』『トイ・ストーリー4』
アダム・サンドラー 『アンカット・ダイヤモンド』
ジェニファー・ロペス 『ハスラーズ』
ウィル・スミス 『アラジン』