英国アカデミー賞発表！『1917 命をかけた伝令』が作品賞、監督賞など最多７部門を独占！

アカデミー賞を大きく左右する英国アカデミー賞が発表され、サム・メンデス監督の戦争ドラマ『1917 命をかけた伝令』が作品賞、イギリス映画賞、監督賞、撮影賞など７部門の総ナメとなった。来週14日公開の日本で行われた試写を観た人は「戦争映画史に確実に残る１本」「鳥肌級の傑作」「凄まじい臨場感でただただ圧倒」「映像から兵士の息遣いまで伝わってくる」「サム・メンデスの最高傑作」「戦場に放り込まれる感覚は『プライベート・ライアン』を彷彿」とSNSで高評価が続出。とくにロジャー・ディーキンスの１カットスタイルによる撮影を絶賛する声が多く、アカデミー賞でも『ブレードランナー 2049』に続いて２度目のオスカー受賞が確実視されている。

主演賞、助演賞の４人はゴールデン･グローブ賞勝ち組が全員受賞。16年ぶりノミネートのレネー・ゼルウィガーが完全復活を遂げた。最多11部門ノミネートの『ジョーカー』は主演男優賞、作曲賞、キャスティング賞の３部門、日本でも大ヒットしている『パラサイト半地下の家族』は脚本賞と外国語映画賞の２部門受賞。また、カズ･ヒロ（辻一弘）らが『スキャンダル』でメイク･ヘアスタイリング賞を受賞し、『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』に続き、早くも２本目のオスカー像獲得に王手をかけた。

作品賞
『1917 命をかけた伝令』

英国作品賞
『1917 命をかけた伝令』

監督賞
サム･メンデス『1917 命をかけた伝令』

主演男優賞
ホアキン･フェニックス『ジョーカー』

主演女優賞
レネー･ゼルウィガー『ジュディ　虹の彼方に』

助演男優賞
ブラッド･ピット『ワンス･アポン･ア･タイム･イン･ハリウッド』

助演女優賞
ローラ･ダーン『マリッジ･ストーリー』

脚本賞
『パラサイト　半地下の家族』

脚色賞
『ジョジョ･ラビット』

撮影賞
『1917 命をかけた伝令』

編集賞
『フォードvsフェラーリ』

作曲賞
ヒルドゥル･グーナドッティル『ジョーカー』

プロダクションデザイン賞
『1917 命をかけた伝令』

衣装デザイン賞
『ストーリー･オブ･マイライフ／わたしの若草物語』

メイク･ヘアスタイリング賞
『スキャンダル』

視覚効果賞
『1917 命をかけた伝令』

音響賞
『1917 命をかけた伝令』

外国語映画賞
『パラサイト　半地下の家族』