最後の『ジュラシック』にオリジナルメンバートリオが復活! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

最後の『ジュラシック』にオリジナルメンバートリオが復活!





※『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の結末ネタバレあり


今年で堂々のフィナーレを迎えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では歴代のマーベル・ヒーローが全員集合し、ファンを泣かせた。12月公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では作曲家ジョン・ウィリアムズが過去に登場したキャラクターすべてのテーマ曲を取り入れていると言われており、「となると過去のキャラクターが総登場するのか?」と世界中のSWファンが注目している。そして2021年でシリーズが完結する『ジュラシック・ワールド』第3弾にも懐かしのキャラクターが登場することが報じられ、ジュラシック・ファンが沸いているのだ。

 

 


記念すべき『ジュラシック・パーク』第1作公開時のリアルタイムに我々観客と一緒になって現代に蘇った(映画史上初めてのCG)恐竜に驚愕し、感動を覚え、そして恐怖したアラン・グラント博士(サム・ニール)、エリー・サトラー(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)の3人が再登場する。ジュラシック・ファンにとって大きなサプライズだ。びっくり 1作目以降のシリーズでは3人が一緒に再共演したことは一度もなく、1997年の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』ではイアンが、2001年の『ジュラシック・パークⅢ』ではアランがそれぞれ恐竜たちに翻弄されていた。『Ⅲ』のクライマックスでは元恋人のアランと別れ、別の男性と家庭を築いているエリーが彼らのピンチを救う重要な役どころで少しだけ顔を見せている。そしてその14年後に再始動した『ジュラシック・ワールド』シリーズでは、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)のラストでイアンが21年ぶりに再登場。ついにパンドラの箱を開けることになった、世界中に恐竜たちが放たれてしまったことにイアンが「ようこそ、ジュラシック・ワールドへ」と次回作こそが人類にとって“本当の修羅場”になることを匂わせるような意味深なセリフを言い放って締めくくられた。

 

実に28年ぶりの再共演となる『ジュラシック・ワールド3』での彼らはカメオ出演のような扱いではなく、3人とも“重要な役どころ”になるのだという。『ジュラシック・ワールド』チームのクリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワードと、『ジュラシック・パーク』チームのサム・ニール&ローラ・ダーン&ジェフ・ゴールドブラム。新旧キャストがガッチリ手を組んで(?)、世界中に放たれた恐竜たちとどう対峙することになるのか、ファンならずとも期待は否応なくアガる。




シリーズファンとしては忘れてはならないキャラクターが他にもいる。1作目で恐竜に鼻汁をブッカケられたコンピューターオタクの少女レックス(アリアナ・リチャーズ)と、高圧電流で死にかけたティム(ジョゼフ・マゼロ)だ。撮影時は13歳、9歳だった彼らも40歳、36歳の立派な大人に。まだ具体的な出演交渉は行われていないが、2人とも出演に前向きなんだとか。マゼロは大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』などに出演し、現在も俳優として活躍中。一方、リチャーズは2013年のテレビ映画『ニューヨーク2014』を最後に女優活動はしておらず、現在は画家として活動している。レックス&ティム姉弟は『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の冒頭でもチラッと顔を見せているが、それ以降はシリーズに登場していない。パークの創設者ジョン・ハモンドの孫という重要なキャラクターでもあるので再登場の可能性は十分にある。1作目でアランと共に忘れられない“恐竜アドベンチャー”を体験した仲でもあるのでぜひ再登場してほしい。となると『ロスト・ワールド』に登場したイアンの恋人サラ(ジュリアン・ムーア)の再登場も、といきたいところだが、同作で彼女の無神経な行動により多くの恐竜ハンターを死に追いやった張本人でもあり、シリーズファンにはかなり嫌われているキャラなのでサラが再び出てくることはさすがになさそう。
チュー








『パーク』と『ワールド』のキャラクターが共演することによって2つのシリーズがついに繋がり、そして大団円を迎えることになりそうな『ジュラシック・ワールド3』は1作目のコリン・トレヴォロウ監督が再びメガホンを取る。シリーズ28年を締めくくり、集大成となる本作は2020年2月から撮影開始、2021年6月11日米国公開予定だ。




『ジュラシック・ワールド』イベントの舞台挨拶にローラ・ダーンがサプライズで姿を見せ、3作目でオリジナルキャスト復帰が明かされると観客から歓声が