大ヒット作『アクアマン』スピンオフはホラーに？／S・キングの『ザ・スタンド』ドラマ化へ

『アクアマン』スピンオフはクリーチャー･ホラー!?
DC映画史上No.１ヒット作となり、遅れて公開された日本でも「DC史上最高のヒーロー映画！」と評判の『アクアマン』だが、早くもスピンオフの企画に入った。『ザ･トレンチ』という仮題で進められているスピンオフは水陸両性のクリーチャー、トレンチにフォーカスした内容になるとか。劇中では無数のトレンチがアクアマンとメラを襲撃するジェームズ･ワン監督らしいホラー演出が冴えたシーンになっていた。スピンオフは『アクアマン』のメインキャストは登場せず、製作費を抑えたホラーテイストの作品になり、DCユニバースからは独立した作品で製作される可能性もある。脚本をノア･ガードナーとエイデン･フィッツジェラルドが共同で手掛け、ジェームズ･ワンと『アクアマン』のプロデューサー、ピーター･サフランはスピンオフでも製作で携わる。監督はまだ未定。一方で『アクアマン』の続編も進行中で、脚本はデヴィッド･レスリー･ジョンソン＝マクゴールドリックが続投。ほぼ休みなしで働き、現在休暇中のジェームズ･ワンは監督続投について「脚本しだい」とのこと。

S･キングの名作『ザ･スタンド』が配信ドラマ化
2013年から企画されている、スティーヴン･キング原作の長編小説『ザ･スタンド』のリメイク。米軍の細菌兵器施設から流出した感染率99％という死のウイルスが蔓延する世界を舞台に生存者の善と悪が描かれる本作。94年に全４回のミニシリーズでドラマ化されている。リメイクは、『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ･ブーン監督で映画化とドラマシリーズ化が企画されていたものの一進一退を繰り返していたが、CBS All Accessの配信ドラマシリーズ（全10話）としてついに制作されることになった。ジョシュ･ブーンと『SEAL Team／シール･チーム』のベンジャミン･カヴェルが製作総指揮＆脚本を務め、ブーンは監督も兼任。彼が本作の構想に５年も費やしてきただけにこだわりのドラマになりそう。


 

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