企画中止になったニール・ブロムカンプ監督の真『エイリアン3』はまだ生きている!? | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

企画中止になったニール・ブロムカンプ監督の真『エイリアン3』はまだ生きている!?

 

 

 

ニール・ブロムカンプ監督が、『エイリアン2』の直接的続編となる素晴らしいアイデアが閃いたと、『チャッピー』の製作中に自分でストーリーボードやイメージ画を描いていた真『エイリアン3』。その企画を気に入った20世紀フォックスが一度はゴーサインを出すものの、製作費の問題や同時に進めていた『エイリアン:コヴェナント』との差別化に難色を示し、企画は完全消滅した・・・・・と思われていた。

 

しかし先日、このアイデアを気に入っているジェームズ・キャメロンが『アリータ:バトル・エンジェル』プレミア上映の会場でのインタビューで「企画は今も進めているよ」と発言しかもキャメロンが企画に関与しているらしい。2016年のコミコンで行われた『エイリアン2』の30周年記念イベントにキャメロンが登壇した時は『エイリアン3』について「ヒックスやニュートを死なせたことは間違っていたし、シリーズのファンを愚弄する失敗作だった」と批判しつつも、まだ映画監督新人だったフィンチャーもスタジオに振り回された被害者だったと擁護。ブロムカンプによる『エイリアン』の脚本は「素晴らしい脚本だし成功すると思う。明日にでも撮影を始められる出来だね」と太鼓判を押していた。ブロムガンプ版『エイリアン』は、2作目で生き残り、大人になったニュートが主人公になるといわれている。

 

 

 

 

シリーズをダメにしていった3作目以降をすべてナシにする『ターミネーター』6作目のような「やり直し商法」のように、キャメロンが『エイリアン』シリーズも立て直す強力な立役者として参戦する可能性もある。昨年10月には、出演を熱望するシガニー・ウィーバーが「実現するかはまだ分からないけど素晴らしいアイデアよ」と、企画がまだ生きてることを匂わす発言をしていた。リドリー・スコット監督がメガホンを取った『エイリアン:コヴェナント』の世界興収が2億4089万ドルしか稼げなかったことを考えると、20世紀フォックスは『エイリアン:コヴェナント』の続編よりもブロムカンプ版『エイリアン』を再始動したほうがいいかもね。爆  笑

ちなみにジェームズ・キャメロンは、シリーズを仕切り直す『ターミネーター』“真3作目”のワーキングタイトルは『Terminator:Dark Fate』(ターミネーター:ダークフェイト)だと明らかにした。これが正式タイトルなのかはまだ不明。