話題作が軒並み公開された全米クリスマス映画対決では『アクアマン』が圧勝、ゼメキス監督の新作は苦戦 | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

話題作が軒並み公開された全米クリスマス映画対決では『アクアマン』が圧勝、ゼメキス監督の新作は苦戦

 

 

 

話題作、注目作がひしめく全米クリスマス映画の興行対決は予想通り『アクアマン』が6740万ドルで圧勝した。DCユニバース作品としては最低の出足だが、先行公開されている中国などでは特大ホームランのヒットとなっており、全世界興収では既に4億8200万ドルに到達。申し分ない成績となっている。ロッテントマトも64%(観客評価85%)で、『ワンダーウーマン』以外はなかなかファンの期待に応えられていなかったDC映画としては上々の滑り出し。ニコニコ

 

2位はディズニーの『メリー・ポピンズ リターンズ』の2235万ドルで、批評家、観客ともに満足度の高いレビューが相次いでおり、息の長い興行が期待できそう。3位は『バンブルビー』の2100万ドル。ロッテントマトでは94%(観客評価80%)という過去の『トランスフォーマー』シリーズでは見られなかった絶賛となっているが、シリーズとしてはスタジオの予想を下回る鈍いスタート。こちらも口コミで巻き返しを期待したいところ。ニコニコ

 

 

 

作品ラインナップは充実しているが、いずれも関係者が期待したほどの爆発的ヒットデビューにはなっておらず、昨年末のような『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』と『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が賑わいを見せていた全米年末興行と比べると少々寂しい。わずか800万ドルスタートでありながら最終的に1億7430万ドルまで稼いだ『グレイテスト・ショーマン』のようなサプライズヒット作が出てくるのか注目したい。

 

深刻なのがロバート・ゼメキス監督の新作『Welcome to Marwen』。オープニング興収は期待外れの235万ドルで9位ランクインとなり、この数字は近年のゼメキス作品としては『ザ・ウォーク』に次ぐワースト2位。ロッテントマトでも96レビュー、25%という支持しか得られておらず、監督作としてはワーストを更新してしまった。ショボーン