『インディ・ジョーンズ5』 脚本の大幅な修正で2度目の公開延期か!? | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

『インディ・ジョーンズ5』 脚本の大幅な修正で2度目の公開延期か!?

 

 

 

『インディ・ジョーンズ5』について「来年の4月から撮影に入るよ」と公の場で語っていたスティーヴン・スピルバーグ監督だが、米映画メディアの情報によると「数ヶ月の撮影延期が決まった」とのこと。

 

どうやらデヴィッド・コープによる脚本がいまだ完成していないことが延期の原因だと報じられている。コープが監督作の準備に入るため、代わりに『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジョナサン・カスダン(ローレンス・カスダンの息子さん)が脚本作業を引き継ぐという。コープの脚本をリライトするのか、全面書き直しなのかは分かっていない。

 

『インディ・ジョーンズ5』の公開延期はこれで2度目。当初は2019年7月公開予定で進められていたが、1年延期。そして今回の再延期となった。

 

デヴィッド・コープはファンから酷評された問題作『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の脚本も手掛けた“戦犯”(ジョージ・ルーカスの原案そのものに問題があり、コープも被害者という同情の声も少なくないが)。しかしコープが手掛けた近作は、『エージェント:ライアン』『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』『インフェルノ』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』とどれも不評。ここへきての脚本家交代は、スピルバーグやハリソンがコープの脚本の出来に満足しなかったと思われる(そうでないならばゴーサインを出して撮影準備に取りかかるはずである)。スピルバーグは『ウエスト・サイド物語』リメイク版と同時に製作を進めており、先に『インディ5』を撮る予定だったが、今回の作業の遅れによりスケジュールが大幅に変わる可能性もある。

 

一部の米メディアでは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の興行不振の影響ではという声も上がっているが、それは全く関係ないようだ。ハリソン・フォード最後のインディ・ジョーンズとなるだけに、『クリスカ』からのツーアウトは許されない。でもハリソンももうすぐ76歳。大丈夫かなあ?滝汗