『スパイダーマン』ヴィラン･ユニバース３本目はヴァンパイア･ムービー！
『スパイダーマン：ホームカミング』から派生したスピンオフ映画は、現在、トム･ハーディ主演の『ヴェノム』が撮影中、さらに２人の女性キャラクターを主人公にした『シルバー＆ブラック』が企画進行中だが、そこに３本目のスピンオフが加わることになった。
米ソニー･ピクチャーズはコミック版『スパイダーマン』の人気ヴィランであるモービウス･ザ･リヴィング･ヴァンパイア（Morbius the Living Vampire）を主人公にした『モービウス』の製作を決定した。モービウスは1971年10月発売のコミック「Amazing Spider-Man」101号で初登場した吸血鬼。その正体は、自身の病を治すために人体実験によって吸血鬼のような存在になってしまった悲しき科学者だ。初めはスパイダーマンと戦っていたが、のちにダークヒーロー的な活躍も見せている。
映画版の脚本は『パワーレンジャー』の原案や『キング･オブ･エジプト』のマット･サザマ＆バーク･シャープレスが執筆。ちなみに２人は吸血鬼映画『ドラキュラZERO』も手掛けている。『スパイダーマン』のスピンオフという位置づけだが、今作も『スパイダーマン：ホームカミング』や「マーベル･シネマティック･ユニバース」とは無関係の作品として製作される。公開時期や監督、キャストは今後発表予定。『スパイダーマン』ヴィラン･ユニバースにまた楽しみが１つ増えた。
