『エイリアン:コヴェナント』続編の主人公はAIに!? ファンが望んでいる続編・・・・なの!? | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

『エイリアン:コヴェナント』続編の主人公はAIに!? ファンが望んでいる続編・・・・なの!?

 

 

 

注意『エイリアン:コヴェナント』の重要なネタバレあり


リドリー・スコット監督は『エイリアン:コヴェナント』の続編の構想について「エイリアンそのものの進化はほとんど終わっている。次はAIを題材にした新たなストーリーを考えている。新しい惑星を見つけたAIが、その星の指導者として創造する世界の話だ」と語った。
びっくり

 

『エイリアン:コヴェナント』は前作『プロメテウス』よりもオリジナルシリーズ第1作により近づき、『エイリアン』色の強い作品に仕上がっていたが、どちらかというと、マイケル・ファスベンダー演じるアンドロイドのデヴィッドがほとんど主人公といってもいいようなストーリーだった。ついにファンが気になっていた「エイリアン誕生のルーツ」が明かされるわけだが、長年ベールに包まれ、人類を脅かしてきたエイリアンを生み出したのはアンドロイドのデヴィッドだったという展開は賛否両論となった(どちらかというと否定的意見が多い)。またしても『エイリアン』の誕生譚が本当にこれでいいのか?という期待外れと違和感を覚えた人も少なくなかったようで(ま、それ以前に襲撃されるクルーが全員バカばっかりとか、『エイリアン』1作目の焼き直しにすぎない新味のない展開という大きな不満点もあるが)、その不評が影響してか世界興収ではわずか2億4038万ドル(前作の59%減)という低成績で終わってしまった。ショボーン



『プロメテウス』から始まるシリーズは全4部作で企画されていたが、後になってリドリー・スコット本人が「続編はあと1作かもしれない。正直分からない」と企画見直しを示唆した発言をしている。しかし、シリーズファンのために、ストーリーに書き直してわざわざエイリアンの出番を多くしたという『エイリアン:コヴェナント』でこの不評なのだから、AIを主人公にした続編に、はたしてファンがどれぐらい興味を持ってくれるのか。多くの移住者が乗るコヴェナント号にフェイスハガーの胚を密かに持ち込んだデヴィッドの恐るべき計画が発覚するバッドエンディングで『エイリアン:コヴェナント』は終わる。その後、別の惑星でデヴィッドが無数のエイリアン育成計画の“創造者”となって人類殲滅計画を企てるとか、そういう壮大な話になるのなら少し観てみたい気もするが・・・・。
キョロキョロ 

 

しかしこれなら、もう1本の『エイリアン』企画として上がっていた、ニール・ブロムカンプ監督による『エイリアン2』後日譚(『3』『4』をなかったことにするアナザー『エイリアン3』の企画)を作ったほうが良かったのでは?と指摘するファンも多い(個人的にもそっちが観たかった)。迷走中の『エイリアン』シリーズ、どこに行き着くのだろうか?