『スター・ウォーズ エピソード9』監督降板/『インディ5』にマットは登場せず | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

『スター・ウォーズ エピソード9』監督降板/『インディ5』にマットは登場せず


『SW』大丈夫!? コリン・トレヴォロウ監督が『スター・ウォーズ エピソード9』から離脱!
 

なんと『スター・ウォーズ エピソード9』からコリン・トレヴォロウ監督が降板したことをルーカスフィルムが公式発表した。びっくり

 

同社によると「コリン・トレヴォロウは素晴らしい共同製作者でしたが、作品に対するお互いのビジョンが異なるため袂を分かつことになりました」とコメント。例のごとく「創作上の相違」でトレヴォロウを更迭したかたちだ。関係筋の情報によると、トレヴォロウはデレク・コノリーと共に脚本を執筆していたが、その内容にルーカスフィルムが気に入らなかったという。先月にはルーカスフィルムがテレビドラマなどで活躍するイギリス人脚本家ジャック・ソーンを雇い、リライトを依頼したばかりだ。おそらくその時には、トレヴォロウとルーカスフィルムの溝を埋めることができなかったのではないかとも報じられている。

 

コリン・トレヴォロウは『ジュラシック・ワールド』を世界的ヒットに導いたことがきっかけで、2015年8月に『EP9』の監督に抜擢されたが、作品評価は諸手を挙げての絶賛というわけでもなく「1作目の焼き直し」「ほとんどリメイク」という不評の声も少なくなかった。さらにトレヴォロウの演出力が疑問視されたのは、今年6月に公開された低予算のインディ作品『ザ・ブック・オブ・ヘンリー』が批評家から酷評されたことだ。興収428万ドルの大コケで終わった本作を観たSWファンが「本当に彼に『SW』を任せて大丈夫なのか?」と疑問の声が上がったことも今回の降板に影響しているのかもしれない。既に新監督探しが始まっているようだが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのライアン・ジョンソン監督の仕事ぶりを気に入っているルーカスフィルムは『EP9』も彼に任せるのでは、という噂も上がっている。

これまで、『SW』スピンオフ第2弾を任されていたジョシュ・トランク監督の更迭、ギャレス・エドワーズ監督の演出に不満だったスタジオがトニー・ギルロイ監督に撮り直させた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ ストーリー』の再撮影、そして6月に報じられた『ハン・ソロ』のフィル・ロード&クリストファー・ミラー → ロン・ハワードへの監督交代と、ゴタゴタ劇が相次いでいる。作品完成までトラブルなくいっているのは今のところ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』だけ。『スター・ウォーズ』映画でヘタなものは作れないという製作陣のプレッシャーも大変ですなあ。
キョロキョロ






スピルバーグの次回作はいよいよ『インディ・ジョーンズ5』!? そして問題児インディJrは登場せず!
 

『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』に続いて『インディ・ジョーンズ』第5弾の脚本も手掛けているデヴィッド・コープが米エンターテインメント・ウィークリーの取材で、4作目でインディの息子マット・ウィリアムズを演じた、最近なにかとお騒がせのシャイア・ラブーフは出演しないことを明かした。前作ではインディとの“世代交代”で、マットが『インディ』シリーズを牽引していく!?と匂わせたエンディングだったが、マットのキャラ人気は今ひとつで“お役御免”となったようだ。

 

ラブーフは評判が芳しくなかった『クリスタル・スカルの王国』について「あれは明らかな失敗作だった。失敗を僕のせいにされたのは傷ついたね」と後に語っていたが、ハリソンは彼に対して「とんだバカ野郎だよ。俳優は自分が満足できなくても出演した作品をきちんとサポートする役目を負っている。恥をさらすなんて言語道断だ」と批判した。さらにはスティーヴン・スピルバーグに対しても「僕が思い描いていた人物じゃなかった。監督というよりも会社の社長のような人だったよ。秒ごとにセリフを言わされる現場では俳優としてもきつかった。彼と一緒に作った作品で気に入ってるのは『トランスフォーマー』だけ」と批判。当時、スピルバーグの秘蔵っ子として注目されていたラブーフ、この発言がスピルバーグの逆鱗に触れたかどうかは分からないが、2011年の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を最後にスピルバーグ作品には出ていない。最近のラブーフ自身の私生活の問題行動も影響しているようだ。

肝心の脚本だが、コープによればスピルバーグもハリソンも「大いに気に入っている」ようだ。スピルバーグは『ザ・ポスト』を撮り上げたばかりで、キャストのスケジュール次第では彼の次回作になるかも、とのこと。前作のラストでインディとついに結婚した恋人マリオン(カレン・アレン)の再登場や、異次元人という名のワケの分からない宇宙人やUFO、冷蔵庫で核爆発から生還しちゃうという『インディ・ジョーンズ』の世界観には全くそぐわず、世界中のファンから失笑された珍場面をまた出してくるのかは不明(←これが一番心配だ
えー)。また、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが製作総指揮で復帰する(ただしクリエイティブ面には口出ししない)という情報もあるが、ルーカスフィルムの公式発表はまだない。米国公開は日本オリンピック開始直前の2020年7月10日!