『ボンド25』は2019年公開決定/『エイリアン』企画見直しへ/新『ヴァン・ヘルシング』主演は
『007』シリーズ最新第25弾は2019年11月公開!
ダニエル・クレイグもカムバック決定か
『007』シリーズ最新作『ボンド25』の米国公開日が2019年11月8日に決まったと、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが正式に発表した。以前より続投を匂わす発言をしていたダニエル・クレイグのカムバックも決まっているとニューヨーク・タイムズが有力情報として報じている。その他のキャスト、監督、海外公開日などは後日発表されるとのこと。また、『007 スペクター』を最後にソニー・ピクチャーズとの配給契約が切れ、ソニー、ワーナー、20世紀フォックス、ユニバーサル、アンナプルナ・ピクチャーズの5社が配給権を巡って争奪戦を繰り広げてきたが、新たな配給会社も追って発表される。
20世紀フォックス、『エイリアン』プロジェクトを見直しへ
日本では9月公開の『エイリアン:コヴェナント』だが、20世紀フォックスはあと2本製作すると報じられていた『エイリアン』シリーズの企画を見直しているという。同作の米国興収は7408万ドル、世界興収では2億3238万ドルというスタジオが期待した数字は残せず、前作『プロメテウス』と比べて4割も数字を落としており、企画を再検討する状況に追い込まれている。当初、あと4作品作りたいと言っていたリドリー・スコット監督は後日、「どうだろうね、1本かもしれないし2本になるかもしれない。正直、分からない」とややトーンダウンして発言を訂正。『エイリアン:コヴェナント』はファンのために内容を変更したことも明かした監督だが、批評家の評価はまずまずだったものの、ファンの間では「過去のシリーズとほとんど同じ展開」「エイリアン誕生秘話がまた捻じ曲げられた」と辛口意見も目立つ。だったらリプリーが復活するニール・ブロムカンプ版『真・エイリアン3』をやるべきだったのでは?と、選択肢を誤ったフォックスの企画力を問う声もある。このままだと『エイリアン』シリーズ打ち切りという最悪の展開も。
モナークの極秘資料!? モスラらしき存在を確認
「ゴジラ&コング・シネマティック・ユニバース」第3弾『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』からモナークの極秘資料画像が公開。続編ではゴジラがキングギドラ、ラドン、モスラと激突する。
映画小ネタNEWSイッキだし!
企画立ち上げからあまり進展していない『X-MEN』スピンオフ『ガンビット』についてチャニング・テイタムは「企画を練り直している」と明かした。『デッドプール』『LOGAN/ローガン』の大ヒットが刺激となり、より良いものにするため“ブラッシュアップ”中なんだそうな。期待しておきましょ。
そのチャニング・テイタム、今度は「ダーク・ユニバース」作品の『ヴァン・ヘルシング』リブート版の主演候補に挙がっている。かつて『ハムナプトラ』シリーズのスティーヴン・ソマーズがメガホンを取り、ヒュー・ジャックマン主演で2004年に一度映画化されているが、評価は芳しくなかった(ただし、アラン・シルヴェストリのスコアは激燃えにカッコイイ)。2012年にはトム・クルーズ主演でリブートする話も出ていたが実現には至らず。そのトム主演による『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でいきなりつまづいてしまった「ダーク・ユニバース」だが、大丈夫ですかね?
シルヴェスター・スタローンが『クリード チャンプを継ぐ男』の続編の脚本が完成したと報告。先日、Instagramに『ロッキー4/炎の友情』のイワン・ドラゴの写真を投稿していたスタローンだが、ドラゴが33年ぶりに復活する。主人公アドニスとドラゴの子孫が試合を繰り広げるストーリーなんだそうな。リング上でドラゴに父親アポロ・クリードの命を奪われたアドニスの因縁のバトルは期待できそう。ライアン・クーグラーは『ブラック・パンサー』で多忙のため、別の監督がメガホンを取る。2018年米国公開予定。
「マーベル・シネマティック・ユニバース」の『キャプテン・マーベル』に登場するニック・フューリーは「まだ両目がある」ことをマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギがコミコンで明かした。物語は1990年代で、左目が失われる前のフューリー、つまりまだ『アベンジャーズ』結成に向けて奔走している若き日の彼が登場する。『アントマン』のマイケル・ダグラスや『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のロバート・ダウニー・Jr、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のカート・ラッセルに使われた“若返りCG”によるサミュエル・L・ジャクソンが見られそう? 2019年3月8日米国公開予定。ちなみキャプテン・マーベルは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でスクリーンデビューする予定。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の興行不振で米ワーナーがベン・アフレックをバットマン役から降ろすという不穏な噂が広まったが、アフレックはコミコンのプレゼンで「バットマンは宇宙一クールな役さ。僕は世界一ラッキーな男だと思ってるよ」と降板の噂を一蹴した。アフレックが執筆した新作『ザ・バットマン』の脚本は、彼の代わりにメガホンを取るマット・リーヴス監督によってボツにされたが、イチからストーリーを練り直す脚本家に『猿の惑星:新世紀(ライジング)』『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』でリーヴスと組んでいるマーク・ボンバックが起用された。
降板したザック・スナイダーの代わりにジョス・ウェドン監督がメガホンを取っている『ジャスティス・リーグ』の再撮影に呼び出されたヘンリー・カヴィルだが、現在『ミッション:インポッシブル6』を撮影中の彼は役のために生やした口ひげを剃ることが出来ず、そのままスーパーマンを演じているらしい。後でデジタル処理で“ヒゲを剃る”ことになるという。再撮影には異例の2ヶ月、2500万ドルも投じられているといい、「間違いなくザック・スナイダーが撮った『ジャスティス・リーグ』だ」と、再撮影は大作映画にはよくあるもので“補佐的”なものにとどめ、大幅な改編はしないと語っていたウェドンだが、はたして? また、ウェドンは共同監督としてクレジットされない方向らしい。
『ルパン三世』の劇場版第1弾『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』(1978)がMX4D版として上映される。『ルパン三世』のMX4D上映は今年1月に限定公開された『ルパン三世 カリオストロの城』があるが、今作はシリーズ初の4Kリマスター&5.1chデジタルサウンドでの上映となる。全国18スクリーンのMX4D上映館で公開。
2015年にリブートされた『ファンタスティック・フォー』の大失敗で苦渋を味わった20世紀フォックスが懲りずに新作の企画を模索している。ドラマシリーズ『FARGO/ファーゴ』『レギオン』のプロデューサー、ノア・ホーリーが悪役ドクター・ドゥームを主人公にしたスピンオフ作品を企画しているという。うーん、大丈夫ですかね? 『ファンタスティック・フォー』は残念な失敗作だったが、その共演がきっかけで交際していたジェイミー・ベルとケイト・マーラが約2年の交際を経て結婚した。おめでと~っ。
バービー人形を映画化する『Barbie』の主演候補にアン・ハサウェイが挙がっている。当初、『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』のエイミー・シューマーが主演する予定だったが降板していた。
カート・ラッセル、ゴールディ・ホーン共演による1987年のロマンチックコメディ『潮風のいたずら』リメイク版の米国公開日は2018年4月20日に決定。アンナ・ファリスとエウヘニオ・デルベスが共演、『なんちゃって家族』脚本のボブ・フィッシャーと、『ママと恋に落ちるまで』のロブ・グリーンバーグのコンビが監督・脚本を手掛ける。
製作が遅れている『スポーン』リブート版がいよいよ本格始動。『スポーン』の生みの親であるトッド・マクファーレンがついに脚本を完成させ、自身がメガホンを取る。97年映画版とはスタイルがかなり変わり、スポーンは一切喋らず、かなりダークなヒーローとして“新生”するという。『スプリット』『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラム率いるブラムハウスが製作。マーベル映画のような大作にはならないが、バイオレンス濃厚なR指定作品を目指す。
J・J・エイブラムスが仕掛ける『クローバーフィールド/HAKAISHA』『10 クローバーフィールド・レーン』に続くタイトル未定の『クローバーフィールド』アンソロジー第3弾の米国公開日が再び延期。2月24日 → 10月27日 → 今度は2018年2月2日に変更された。前2作と「同じ世界観を共有した物語」以外の情報は一切不明の本作、インディペンデント映画出身の新鋭ジュリアス・オナーがメガホンを取る。
続編製作も決まっているドリームワークス・アニメーション最新作『ザ・ボス・ベイビー』の日本公開は2018年春に決定。来年より日本の配給は20世紀フォックス・ジャパンからユニバーサル(東宝東和)に変わる。フォックス時代ではほとんどソフトスルーという不遇な扱いを受けてきたドリームワークス・アニメだが、『怪盗グルー』シリーズのイルミネーション・アニメと“掛け持ち”することになるユニバーサルなら、『ヒックとドラゴン3』の日本公開も一安心?
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