『エイリアン:コヴェナント』はファンのために監督が路線変更してた!/本編クリップ&メイキング
いよいよ5月19日に『エイリアン:コヴェナント』の全米公開を控えるリドリー・スコット監督は、前作『プロメテウス』のファンの反応を見て、続編の『エイリアン:コヴェナント』を“軌道修正”していたことをYahoo! UKのインタビューで明らかにした。
「私はオリジナルのゼノモーフの“時代”はてっきり終わったものだと思っていた。しかしファンはヤツをもっと見たかったんだ。だから、これはミスしたなと思ったよ(笑)」と、ゼノモーフがほとんど登場せず賛否両論となった『プロメテウス』について“反省”を述べたスコット監督。 『プロメテウス』は「『エイリアン』1作目の前日譚」という触れ込みではなく、「『エイリアン』と同じDNAを持つSF」として公開されたが、『エイリアン』と『プロメテウス』の“繋がり”が曖昧なままの内容に世間では「見たいと思っていたのと違ってた」という意見が多く、ファンの評価は分かれた。前作の微妙な反応を“痛感”した監督は「ファンの反応を作品に反映しないのは正しくないと思う」と、『エイリアン:コヴェナント』に当初登場する予定がなかったオリジナルのゼノモーフを出したのも“ファンのため”なんだそうな。今度こそファンが見たかった『エイリアン』映画に仕上がっていると“自信”を見せた。
本国では『エイリアン:コヴェナント』のプレス・レビューも出始めており、「『プロメテウス』の消化不良を見事に補っている」「エイリアンよりもマイケル・ファスベンダーが二役演じているアンドロイドが素晴らしい」「間違いなくこれは『エイリアン』映画だ」と高い評価が相次いでいる。
また、続編についてスコット監督は「14カ月以内に撮影に入る。2年以内には公開されると思う」とコメントした一方で、当初4作品作られると報じられた本数については「どうだろうね、1本かもしれないし2本になるかもしれない。正直、分からない」と訂正した。ちなみに3作目は『プロメテウス』直後の物語となり、『エイリアン:コヴェナント』の“前日譚”という異例な内容になるとも言われている。
メイキング・クリップ
『エイリアン:コヴェナント』最新ポスター
スイーツなエイリアンはいかが~!?
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