『インディ・ジョーンズ5』、ジョージ・ルーカスはストーリーにはノータッチ! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

『インディ・ジョーンズ5』、ジョージ・ルーカスはストーリーにはノータッチ!

 

 

 

今年3月にディズニーより製作決定が発表された『インディ・ジョーンズ5』。スピルバーグは「インディの生みの親であるルーカス抜きで作ることなんてありえない」とコメントし、ハリソン・フォード×スティーヴン・スピルバーグ(監督)×ジョージ・ルーカス(製作総指揮)の黄金トリオの復活も明らかにされていた。また、ディズニーCEOのボブ・アイガーは「5作目は最終作ではない」とシリーズ続行を示唆する発言もしており、『インディ』ファンにはなんとも嬉しい情報が相次いだ。しかし、シリーズ過去4作品はジョージ・ルーカスが原案とマクガフィン(お宝)を考え、それを基に脚本家が話やアイデアを膨らませていたのだが、前作『クリスタル・スカルの王国』から引き続き脚本を手掛けるデヴィッド・コープは「ルーカスとは連絡すら取っていない」と、5作目のストーリー案にルーカスは一切関わっていなことを明らかにした。びっくり
水面下で『スター・ウォーズ』7作目の企画が進められていた時、ルーカスが出したストーリー案をディズニーが却下し、J・J・エイブラムスやキャスリーン・ケネディらが中心になって一から話を練り上げ、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』が完成したことはファンの間では知られている事実。その時の“因縁”が影響しているのかは不明だが、ルーカスはクリエイティブ的な部分には口を挟まず、製作を統括するだけの製作総指揮での参加にとどまるようだ。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』と同じくルーカス抜きで『インディ・ジョーンズ5』を製作するつもりだった(?)ディズニーにルーカスの参加を進言したのはスピルバーグだとも言われている。
シリーズ最高のヒット作となったものの、評価は芳しくない『クリスタル・スカルの王国』の悪評の要因ともなった宇宙人ネタはルーカスのアイデアであるため、彼が原案に参加しないことはある意味、正しい選択だった・・・・・かも!? しかしスピルバーグも『クリスタル・スカルの王国』では今ひとつキレ味の欠ける演出だったし、初のディズニー映画で久々の本格ファンタジーである『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』がまさかの大コケ、ハリソンも『インディ5』撮影開始時は75歳のグランパー。色々と不安要素もある『インディ5』、起死回生の1作となるか。2019年7月19日米国公開予定。