『ワールド･ウォーＺ２』監督はフィンチャー？／『オーシャンズ８』続報／『ワイスピ８』新写真　他

マジで!? 『ワールド･ウォーＺ』続編はフィンチャーが監督!?
『ワールド･ウォーＺ』続編のメガホンを取るはずだったJ･A･バヨナ監督が『ジュラシック･ワールド』続編に引き抜かれてしまったため、新たな監督探しに動いているプロデューサー兼主演のブラッド･ピットはなんとデヴィッド･フィンチャーに打診したという。　ブラピとフィンチャーは『セブン』『ファイト･クラブ』『ベンジャミン･バトン　数奇な人生』で３度もタッグを組んでいる名コンビ。

一度もゾンビ映画を手掛けたこともなければ、「思い出したくもない」と公言するほど本人が嫌っている苦い映画監督デビュー作となった『エイリアン３』がトラウマとなっているのか続編作品にも一切興味を示さなかったフィンチャーが本当にこの企画を引き受けるかどうか不明だが、意外にも前向きに検討しているという。最近では、結局実現しなかったものの過去のフィンチャー映画とは“毛色”が違うSF大作『海底２万マイル』リメイク版の企画を進めていたことがあるし、盟友ブラピのために一肌脱ぐ可能性も高い。フィンチャーの初のゾンビ映画、観てみたいゾ！

女性版『オーシャンズ11』にアン･ハサウェイ＆リアーナ参戦
『オーシャンズ11』を女性版としてリブートする『オーシャンズ８』に新たにアン･ハサウェイとリアーナが参戦することになった。サンドラ･ブロック演じるヒロインは『オーシャンズ11』のダニーの妹。さらにケイト･ブランシェット、ヘレナ･ボナム＝カーター、ミンディ･カリング、オークワフィーナの豪華競演が決まっている。オファーされていたジェニファー･ローレンスの出演は実現しなかった。残すはあと１人。監督は『ハンガー･ゲーム』のゲイリー･ロスで、男性版『オーシャンズ』シリーズの監督であるスティーヴン･ソダーバーグはプロデューサーとして参加する。秋より撮影開始。

『ナルニア国物語』第４章はソニーで製作
C･S･ルイスによる児童小説『ナルニア国物語』シリーズの第４章『銀のいす』の映画化はソニー･ピクチャーズ傘下のトライスター･ピクチャーズが製作することになった。『銀のいす』は３作目から50年後の世界が舞台になるためペベンシーきょうだいは登場せず、スタッフも一新した体制で製作される。脚本は『ネバーランド』『ライフ･オブ･パイ　トラと漂流した227日』で２度のアカデミー賞脚色賞にノミネートされたデヴィッド･マギーが既に完成させており、４作目ではあるもののリブート的な続編となるようだ。これまで１、２作目をディズニー、３作目を20世紀フォックスが製作してきたが、新作が公開されるたびに興収は右肩下がり。ソニーが『ナルニア国』シリーズを立て直すことができるのか注目される。監督やキャスト、公開日などは追って発表。