109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXレーザーで『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を体感！

正月の帰省中（京都）に、大阪の109シネマズ・エキスポシティで『スター・ウォーズ　フォースの覚醒』で“IMAX覚醒”してきました。

日本初の次世代IMAXレーザーを導入して話題になっているこの劇場は昨年11月19日にオープンしたばかり。正月ということもあってか家族連れで賑わっていました。

『スター・ウォーズ　フォースの覚醒』の鑑賞はこれで４回目。４回目にして初のIMAX、初の３D鑑賞となるので、これまでとは違うド迫力の『SW』で新たに覚醒できそうだと、また違った意味でドキドキしたり････。

正月だからこの混みよう･･･

駅から徒歩３分ぐらいのところにエキスポシティが。

歩いてるとまず目に付くのが････太陽の塔のお出迎え

変ちくりんおサルさんたちもお出迎え。中で子供たちがはしゃぎまくり

ピカチュウもお出迎え

ガンダム＆ザクもお出迎え

輝かしいIMAXのロゴが目に入るとテンション上がりますっ

劇場ロビーも大混雑。ほとんどは『スター・ウォーズ　フォースの覚醒』『妖怪ウォッチ』のお客さんなんでしょう、おそらく

「IMAX WITH LASER」の文字に胸が躍る！

ロビーには監督らの直筆サイン入りポスターが

そしていざIMAXシアター内へ！ 第一印象は････

でかっ！

このでかさは、今は無き品川IMAXシアターのあの巨大感を思い出したほどのスケール。幅26ｍ、高さ18ｍという、通常よりも縦長な巨大スクリーンサイズは日本最大級で他のIMAXを圧倒するでかさだ。

客席の傾斜がかなり高めでスクリーンに近いので、ど真ん中の席（J-20）を確保していたのだが、それでもスクリーンの両幅が視界ギリギリに収まる感じ。これ以上前の席だと少々キツいかもしれない。

一番後ろの端っこに上がって撮っても写真に収まりきらないビッグスケール

シアターの背後にはでかでかとIMAXの文字が

日本のほとんどの劇場は２Kデジタル上映に対し、エキスポIMAXは４KのIMAXレーザーによる上映。２K版よりも画質に鮮明さと緻密さが感じられ、その差は想像していたよりも大きかった。冒頭のスターデストロイヤーの残骸のディテールや惑星ジャクーの砂漠の質感など、明るいシーンほどその差がはっきりと感じられる。３Dは２Dからの変換３Dにしてはなかなかのクオリティで、スター・デストロイヤーの先端部分がスクリーンからしっかりと飛び出していたし、クライマックスのスター・キラー戦での奥行き感抜群な３D効果も高い。

26ｍ×18ｍのフルサイズで映し出されるIMAXシーンは、ジャクーでミレニアム・ファルコンを操縦するレイとフィンが、タイファイターとドッグファイトを繰り広げる場面。時間にして５分ぐらいしかないIMAXシーンだが、その没入感が非常に素晴らしく、上下に広がった“ワイド”でない『SW』は非常に新鮮であり、この臨場感は特筆に値する。　ま、本音を言えばもっとIMAXシーンで楽しみたかったところだが（本編の半分ぐらいはIMAXシーンだと思ってたんで）。

IMAX３Ｄはメガネをかけてもほとんど暗くならないのが大きなメリット。IMAXレーザーはドルビー３Ｄメガネだった（メガネ内側にDOLBYのロゴあり）。TOHOシネマズ新宿が採用している持ち帰れる軽めのIMAXメガネとは仕様が異なり、少々重い印象。初期のXpanDの３Ｄメガネのようなあんなヒドイものではないが、余裕のない密着感にしだいに眉間が重くなり、ボクのようなメガネ ON メガネの人だとあまり快適とは言えないかもしれない。実際、上映中、何度かメガネをかけ直した。

しかし一番の問題は、メガネ内側の周囲部分が白く反射してしまうときがあること。妙に曇った感じになってしまうのは、映画鑑賞をする上で軽視できない。実際、この反射や曇り部分が気になって、映画に集中できなかったという声もチラホラと聞く。これは改善の余地、大いにありだ。　将来的に、IMAXもマスターイメージ社が採用しているクリップ式メガネで見られることを願ってやまない。

そうは言っても、『スター・ウォーズ　フォースの覚醒』をIMAXレーザーで楽しむ機会は今しかないわけだから、貴重な体験ができたと思う。IMAXレーザーを体験するだけでも、IMAX料金2800円＋往復の交通費2080円＝4880円の出費は決して高く・・・・・なかった・・・・・とは思うけどね。