なんと!フォックスがニール・ブロムカンプ監督による新『エイリアン』製作にゴーサイン!
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先日、ニール・プロムガンプ監督による新たな『エイリアン』が製作されるかも?という情報を書いたが(下記参照)、なんと、20世紀フォックスがその新『エイリアン』の製作にゴーサインを出した!
プロムガンプ監督が自身のInstagramに「どうやら次の作品は『エイリアン』に決まったようだ」と電撃発表した。
現時点で判明してる情報は以下のとおり。
●続編なのか、前日譚なのか、リブートなのかは不明。脚本はこれから
●シガニー・ウィーバーが出演するかどうかは不明
●プロデューサーとしてリドリー・スコットが参加する
●『プロメテウス2』の企画も消滅せず。同時進行のもよう
●新『エイリアン』のストーリーの時間軸は『プロメテウス2』よりも後になる
●米国公開日は未定。『プロメテウス2』(2016年3月米国公開予定)より後になる
今後、プロムガンプ監督がフォックスとさらに内容を詰めていって脚本に取りかかると思われ、早ければ年内撮影で2017年公開になるのでは?と言われている。
1997年の4作目で打ち止め、その間、『エイリアンVSプレデター』シリーズと『プロメテウス』の“番外編”でお茶を濁し続けてきた『エイリアン』が18年ぶりにいよいよ復活を遂げる。
・・・・・・・・・・・2月11日の記事・・・・・・・・・・
先月、ニール・ブロムカンプ監督が『エイリアン』新作のコンセプト画をInstagramで突然公開し、そのイラストの完成度があまりにも高く、彼が『エイリアン5』に関わっていたのでは?とファンの間で憶測が広がっていたが、実は新作『チャッピー』の製作中に“気分転換”で描いただけだったという。エイリアン化した(?)リプリーや死んだはずのヒックスなど、『エイリアン2』の後日談のような世界観を踏襲した素晴らしいデザインに仕上げていて、そのまま映画化してもおかしくないクオリティ。
しかし話はここで終わらなかった。このコンセプト・アートを見た20世紀フォックスが強い関心を寄せていて、噂に過ぎなかった映画化に向けて本当に動き出すかもしれないのだ。
実際、『エイリアン5』製作の噂は何度も上がっては消え、リドリー・スコット監督が「プリクエルなら話が作れる」と『エイリアン』誕生編=『プロメテウス』が完成したわけだが、期待されたわりには「エイリアンの先祖ってでっかいイカだったのかよ」とシリーズファンのウケは悪い。一応、続編は2016年3月4日米国公開予定で企画が進められているものの、『プロメテウス2』よりもブロムカンプ監督による“営利案”のほうがシリーズ新作にふさわしいとフォックスが判断したかどうかは分からないが、「実際に製作してみる気はないか?」とフォックスから連絡を受けたことをブロムカンプが認めた。
以前から『エイリアン』の新作を作ってみたかったというブロムカンプは『チャッピー』に出演しているシガニー・ウィーバーと『エイリアン』について何度か話し合い、それが彼のイマジネーションを刺激して構想を膨らませたのだとか。
フォックスからオファーがあったのなら、監督も快諾してすんなりと企画がGO!・・・・・とはいかないようで、明日にでも作りたがってるスタジオに対して、ブロムカンプは大作映画の製作からしばらく距離を置きたいとうかがえる微妙な発言もしており、返事は“保留”にしているようだ。
う~む、シリーズファンとしては『プロメテウス2』よりも、ブロムカンプによる『エイリアン5』のほうが観たいんですけどねー。