オバちゃんは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観てちゃんと説明できるのか!?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』トリロジーが12月に映画館に戻ってくる。今年3月にコロナ禍の下、「午前十時の映画祭10」上映時では満席の回が続出し、先日の地上波放送でもSNSで大盛り上がり、35年経っても映画ファンに幅広く愛され続けている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。その公開35周年特別企画として、3部作の4Kニューマスターの字幕版と日本語吹替版が上映される。
日本語吹替版の上映は初で、マーティ=三ツ矢雄二、ドク=穂積隆信による「日曜洋画劇場」版だ。なお吹替版はテレビ放送用の音源を使用するためモノラル上映となり、また再生環境により2Kのダウンコンバート上映の場合もある。
今回の『BTTF』上映は、以前にも『コマンドー』の4Kニューマスター・吹替版上映を実現したTCエンタテインメント/フィールドワークスの企画によるもの。12月4日より、新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネマシティなどで順次公開予定。
で、約11年前にブログUPした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のとある記事を再アップしておきます。![]()
※2009年10月16日の記事を一部リライト
アタシの好きな番組「探偵!ナイトスクープ」で強烈に面白いネタがあった。視聴者からのさまざまな依頼を人気芸人が探偵となって調査、解決するという関西で高視聴率の人気バラエティ番組で、東京でもMXなどで放送されている。
2009年9月25日放送回で腹がよじれるほど笑ったのがこのエピソード。
「おばちゃんは映画を説明出来ない?」 探偵/石田 靖
大阪府の男性(54)からの依頼。
電車の中でおばちゃん2人が映画の話をしていて、1人があらすじを一生懸命説明していたが、何を言っているか全然分かりませんでした。たまたま、その映画を知っていた私は、代わりに説明してあげようかと思ったくらいでした。そういえば、妻が観てきた映画の話をしてくれても全然分かりません。もしかして、世間のおばちゃんたちはみんなそうなのでしょうか。映画の内容を覚えていないのか、それとも内容を整理して話すことが出来ないのか、調べてみてください。
で、早速、石田探偵は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をおばちゃんたちに見せて、内容を説明してもらうことに・・・・。
最初に2人のおばちゃんAとB。
石田 「映画は何をご覧になられました?」
おばちゃん2人 「バック・チュー・ザ・フーチャ!」![]()
石田 「どんな物語でした?」
おばちゃんA 「え~と、過去へバックするんですよ」
おばちゃん2人 「博士を捜しだして・・・雷のエネルギーを使うという・・・ふうになったわけですよ」
石田 「・・・・だいぶ、飛ばしましたね(笑)」
結果:おばちゃんは簡潔にしゃべる
次におばちゃんC。
石田 「何を観ました?」
おばちゃんC 「バック・チュー・ジャ・フーチャー!」![]()
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どうもおばちゃんは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と言えないらしいです(笑)。
おばちゃんC 「私、カタカナ無理なんです(笑)。人の名前か、地名か、よ~分からへん。主人公の名前もマーフィンやったかいな~?」![]()
石田 「マーティでしょ?」
おばちゃんC 「ハハハ、マーフィンやったらお菓子やんな(笑)」
石田 「それ、マフィンでしょ?」![]()
結果:おばちゃんはカタカナに弱い
次におばちゃんD。
おばちゃんD 「車が電気を取るような、なんかこ~いうひっかける部分があるんですよ。それで雷をビビビーッと通して、電線にガーッと電気持ってきて、シャーッと現在に帰るんです」
おばちゃんが再度説明しても・・・・
おばちゃんD 「稲妻がピピピーッといって、そこへ車がグーッと来て、それをキュッと引っ掛けて、シューッって現代に戻るんです」
結果:おばちゃんは擬音が多い
次におばちゃん軍団に『タイタニック』を見せてみる石田探偵。で、内容を聞いてみるが・・・。
ジャックとローズが車の中で結ばれるシーンをおばちゃんが説明すると・・・。
おばちゃんA 「車の中で結ばれんねん。もう分かんねん、ちょっと色が付いてあったし・・・」
おばちゃんB 「違うねんて、色が付いたんじゃなくて、女の人が『アアアアア~~ッ!』って」
と、その場面を身ぶり手ぶりで一生懸命説明してるけど、なんのこっちゃさっぱり(笑)。
結論:おばちゃんは何でも面白くしゃべる
「タイタニック」を観てない人が聞いたらさっぱりなんのこっちゃです(笑)
やっぱり関西のおばちゃんパワーは最強ですなあ。![]()






