先日、入院前の最後のワインという記事を乗せたところ、励ましのコメントをいただきました。

お互いのブログを読み合う方から思い遣りの気持ちをいただくことができて、とても心強く、ブログをやっていて良かったなと思いました。

ありがとうございました。

また、小生のブログを読んでいただき、フォローしていただいたり、いいねを押していただいたり、何らか感じてくださった全ての方に感謝しています。

 

おかげさまで手術は無事に終わりました。

病気自体は、心房細動(心臓が震えたような状況になって、しっかりとしたポンプのような力強い収縮をしないため、血が固まりやすく(血栓ができやすく)なり、脳梗塞のリスクが高くなるというタイプの不整脈)と心房頻拍という不整脈で、専門的な方からすれば重い病気ではないのかも知れません。

ただ、小生の場合、心房細動、心房頻拍の引き金となる期外収縮が非常に多いことと、不整脈の原因となる異常な電気信号が発生する部位が典型的な例に当てはまらないらしく、原因部位の特定が難しいなど、あまり症例を見ないタイプとのことで、これまで数度にわたり行ってきた手術でも治しきれなかったものです。

 

手術というと天井に丸い手術灯がある手術室を想像すると思いますが、自分の受けた手術はカテーテル・アブレーションといって、太い血管から心臓に管を入れて、心臓を内部から焼灼(電気で軽い火傷を作るイメージ)してブロックを形成し、異常な電気信号の伝達経路を断つというもので、手術室は電子機器が詰まっています。

切開は伴わないので入院期間は短く済むのですが、いろいろ管を入れるのでそのときはちょっと辛いですね。でも、やっていることと比較すると苦痛ははるかに少なくて、医療の進化を感じます。

 

今回は前回手術から2年半とインターバルが短く、主治医の先生をはじめとする4名の医師のほか、薬剤師、看護師など10名近いチームで治療にあたっていただきましたが、今回は治しきるという使命感が強く伝わってきていました。

6時間の手術で原因部位を徹底的に探して処置していただいたとのことで、術後に主治医の先生より「できることはやりつくし、治せるところは治しきった」との説明を受けました。ベストを尽くしていただいたのが非常に強く感じられ、退院して帰宅したいま、皆様の尽力への感謝で胸がいっぱいの状況です。

 

入院は4日間だけですが、手術前の処置や術後の傷口固定(姿勢を変えられないので10時間以上腰痛との闘いになります・・・これがこの治療で一番辛いです)など、辛いところもあるので、退院後は美味しいものを食べようと、まずは銀座でチェックしていたこちらのつけ麺屋さんへ。

 

銀座 朧月

東京都中央区銀座6丁目3-5 

 

銀座の地価を考えると、B級グルメ系はどうしてもコスパが悪くなるような先入観があってあまり探したこともないのですが、このお店の立地は数寄屋橋東急プラザの裏手にあって、銀座の人の流れから外れた一角にあります。

周囲にはうどん店(すごい行列でしたが何というお店なんだろう)やラーメン店もあってこういう穴場もあるのだなと。

 

 

頼んだのはこちらの「特製つけ麺」(麺は大盛り)。

チャーシューが2種類ある以外は取り立てた特徴はないです。

人気の要因はやはり味ですね。

この手のつけ麺店はダシを強めに出してインパクトを与えようとして、なんだかダシの味しかしないみたいなことがありますが、こちらはダシの主張が絶妙だと思います。ちゃんと主張しつつ、食材の良さをしっかり出していました。

スープが美味しかったので、スープ割りも美味しく(ゆずが効いていてとても美味しいです。これは是非とも試していただきたい)、つい白いご飯も頂いてしましました。これでは入院中の健康的な食生活が台無しです(笑)。

 

折角銀座に来たので、少し新橋方面に戻ってお香を調達にいつもの「松榮堂」に向かったのですが、いつも行列で入れない銀座WESTが混んでいなかったので立ち寄りました。

 

 

モカケーキとコーヒーをいただきました。

ここのケーキは昭和の良さが残っていて小生好みです。

店内の落ち着いた雰囲気もいいです。はじめてだったので知らなかったのですが、コーヒーのお代わりができるので、読書しながらというのが最高かも知れません。

 

「松榮堂」でははじめてローズのお香を購入してみました。

どんな香りなのか楽しみです。

 

今回、ブログで通じ合うことのありがたさを感じました。しばらく禁酒なので、ブログは読書やテニスの話題をたまに書く感じになるかもですが、引き続きお付き合いいただければありがたいです。