昨日20日の土曜日は休日出勤で都心に出て、仕事帰りに大学同期の親友と久し振りの飲みという流れ。

親友はあまり飲めやい奴なので、仕事を早めに切り上げてウォーミングアップでエノテカさんの試飲バーへ。

 

まずはあまり見ないチリカベから。

HUSSONET CABERNET SAUVIGNON 2019

(ヒューソネット・カベルネ・ソーヴィニヨン 2019年)

産地 チリ

葡萄 カベルネ・ソーヴィニヨン

 

モンテス・アルファより少し酸味と樽香をしっかり感じられ、複雑さもあって美味しい。チリカベというよりもボルドーという感じかなと。

カベソーのほかにも何やらブレンドされているとのことで、厳密にはチリカベではなくて、ただ何が入っているかは非公表とのこと。

ワイナリー(アラス・デ・ポルケ)はエノテカさんお馴染みのイタリアのメジャーワイナリーのアンティノリ系列ですが、チリでボルドーを超えるワインを造ろうという意気込みなのかとても完成度の高いワインだと思いました。

 

では、ということでもう1杯はイタリアワインにしてみました。

DOLCETTO D'ALBA FELLETTO 2022

(ドルチェット・ダルバ・ファッレット 2022年)

産地 イタリア/ピエモンテ

葡萄 ドルチェット100%

 

ピエモンテといえばバローロ、バルバレスコの原料となるネッビオーロで、その陰に隠れがちですがドルチェットもほぼピエモンテ土着の重要な品種との位置付け。
全般的に軽めで華やか。ネッビオーロ同様深みの要素は少なく、フランスで言えばブルゴーニュ寄りですが、このワインはチェリーのような果実の香り、渋みがほとんどなくて甘めに感じるのが特長。

ドルチェットは初めてだったので、ブドウの特性かはわからないのですが、5,000円クラスであれば深みを求めてしまう自分にとってはやや割高感があるかなと。

前記のヒューソネットがほぼ半額の価格帯なので、個人的には買うならヒューソネットを選ぶと思います。

 

試飲の後、銀座の松榮堂でお香を買いだめしてから新橋で親友と飲み。

大学時代のバカ話をしながら4年間お世話になった恩師のところにも行かなくてはと盛り上がりました。

10年以上振りでしたが、それでも会った瞬間に盛り上がる親友の存在は大きいですね。