3連休はテニスと思ったのですが、7月上旬に風邪をひいてから少し体調が芳しくなく、昨日は室内で仕事、今日も猛暑の日中は避けて夕方から2時間だけ練習をしました。ここ数年の猛暑は年配者が日中にスポーツをするにはかえって体を壊す原因になりかねないと感じています。

 

晩酌も控えめでしたが、暑い時はやはり白ワインが飲みたくなります。

前回はくせ者のピノ・グリージョでしたので、今回は王道のシャルドネを久しぶりに開けました。

久し振りというのも、シャルドネはやはり高いのでないと美味しくないという先入観があったので、なかなかボトルで買うことはないので。

エノテカさんの試飲会で飲んだ5,000円クラスのシャルドネでも感動するほどではなかったので、ハードルが上がってしまっているのかも知れません。

 

今回はラングドック・ルーションのシャルドネ。旧世界、特にフランスは安いシャルドネは美味しくないのが相場なので、あまり期待しないで買ったもの。

 

FORTANT LITTORAL CHARDONNAY 2022
(フォルタン リトラル シャルドネ 2022年)
産地 フランス/ラングドック・ルーション/リトラル
葡萄 シャルドネ
原産地呼称 IGP Pays d’Oc
 
IGP Pays d’Ocという原産地呼称は、ラングドック・ルーション地方で生産されるテーブルワインで一般消費用、日常的に飲まれるリーズナブルなワインが多いことで知られています。
原産地呼称の基準は緩めのようですが、一定の基準に達していることは要件になっているのと、日本に輸入されているものは日本人の嗜好を知ったインポーターのチェックは通っているので、一応の安心感があります。
スーパーで売っている1,000円クラスのワインにPays d’Ocが良く見られるのも、日本の一般家庭ではこの価格帯が売れ筋になるからだと思います。
 
「不味くなければいいや」くらいの期待度で飲み始めたのですが、シャルドネの特長である少し甘めのトロピカルな果実味をシンプルかつしっかりと感じることができて結構美味しい。デイリーならこれで十分といった印象です。
もちろん余韻とか複雑さとかはこのクラスのワインでは感じることはできないですが、キンキンに冷やして(その場合甘みの要素は減りますが)最初の1杯という飲み方であれば、敢えて高い白を開ける必要なないでしょう。