トキよトキ
NHKで、日曜夜7:30から放送している「ダーウィンが来た!」という番組。
私はこの番組が好きで、毎週観ている。
今日のテーマは「トキ」
佐渡で自然放鳥されたトキの生活を追っていた。
私は以前、「トキ一考」という記事を書いた。
今でも、トキの繁殖が正しかったかどうかは疑問のままだ。
その理由は以前の記事に書いた。
でも、現実にトキは繁殖させられ、一部が自然に帰された。
そして、そのトキは、ひたむきに懸命に、放り出された自然の中で生きている。
彼らに、人間の思惑など分かるはずもない。
人間の都合は関係ない。
ただ懸命に生きて、その子孫を残すべく、本能に従って活動している。
その姿は、やはり美しいと思う。
人工飼育されていたにも関わらず(勿論、放鳥前に訓練はしたが)、餌を採り、敵から身を守る術をしっかりと身につけているように見えた。
心配されていた冬も無事に越した。
トキと人間の生活は密接に関わっている。
人間の耕す田んぼで餌を採り、人間は、トキのために稲刈りが終わった後の田んぼにも水をはり、カエルやドジョウ(トキの餌になる)が生息する環境を残している。
農薬も使わない。
確かに人間も努力をしている。
全てはトキが大空を舞う姿を見たいがため。
二度と、絶滅させないために。
この努力は継続させる必要がある。
「トキの復活は、佐渡島民の悲願」だと、ずっと言われ続けてきた。
ならば、責任を持って、きちんと面倒を見てもらいたい。
トキが暮らしていける環境を、ずっと守ってほしい。
人間の手で復活したトキ。
始まりはどうであれ、今、トキは残された自然の中で懸命に生きている。生きようとしている。
そのひたむきな姿は感動的だ。
頑張ってほしい。
頑張って生きてほしい。
ここまできたら、願うのはそれだけ。
彼らの生きる場が、もう二度と奪われることのないよう、心から祈る。

