如月の物思い -34ページ目

失われていくもの

NHKハイビジョンの番組で、ミャンマーに住む海の民の話を放送していた。


彼らは昔から家族で船に住み、漁をして日々の糧を得て暮らしている。

素潜り漁で、魚やナマコを採り、食糧にしたり、売ったりして生計を立てている。


その彼らの生活が脅かされているという。


ミャンマー政府は、彼らの生活場所である海域が、軍事的な重要拠点であることから、彼らの定住化を推し進めている。

実際、彼らの6割近くが、海岸に作られた村での生活に移行しつつある。

それと同時に、海の民としての伝統的な生活様式や技術が失われつつある。


おまけに、彼らの生活の糧である漁も、圧迫を受けている。

なぜか?

もともと彼らの生活する海域は、豊な漁場でもあった。

そこに目をつけた企業が、大型船での海洋資源の乱獲を始めた。

主に輸出用である。

輸入元は、中国が多いという。(中国、ほんとに中国って・・・)


底引き網やトロール漁法での乱獲は、海の民の獲物を奪うだけでなく、その漁法が海の再生の妨げとなっている。


それでも、彼らは伝統的な生活を守りたいと願い、日々の生活がやっとの状況を受け入れている。

大変な状況だと思うが、表情は決して暗くない。

昔ながらの生活様式、海で暮らすことが彼らの生活であると、確固たる信念を持ち続けているような気がする。

海で暮らすことが、自分たちの幸せなのだと。



ここで思うのは、強者(という言葉が適切かはどうかとして)の理論を、伝統的な暮らしをしたいと願う少数民族に押しつけようとする、傲慢さである。

この番組で言うなら、それはミャンマー政府である。


同じような事は、世界中のあらゆる地域で起きている。


以前、記事にしたスマトラ島。

ここにも、森の恵みを頼りに生活している少数民族がいる。

暴力的な森林伐採のせいで、彼らの生活は脅かされている。


グローバル化のおかげで、世界には「物」「金」「経済発展」を「豊な生活」と考える価値観が広がった。

でも、それは本当に「豊か」な生活なんだろうか?


自給自足や物々交換、狩猟によって日々の糧を得ようとする生活は、「遅れている」のだろうか?

自然信仰や呪術等による治療は「野蛮」なんだろうか?


足るを知り、伝統的な生活を続けたいと願う人々の気持ちを無視し、西洋的価値観を押し付けるような「開発」は、本当に彼らにとって幸せなのだろうか?



物や金がなくても、家族やコミュニティとの強い繋がりや、自然との共存の中で生き、必要な物だけを持ち、伝統を守り、日々の糧に感謝し・・・そういう生活の方が、ある意味「豊か」ではないんだろうか?



経済発展の裏で、広がる貧富の格差と環境破壊。

人々の欲望は限りなく、「豊な生活」を求めて破壊的行為を繰り返す。

その影で、ひっそりと姿を消していく動植物と、人々の伝統的生活様式。

自らは望まなくとも、このグローバル化の中で、少数の弱者はいやおうなく巻き込まれ、生活を脅かされ、貧困の中に埋もれていく。



彼らから伝統的な生活を奪ったもの、それは、先進国のエゴと、強者の論理、経済発展。

このグローバル社会の負の側面に、人々は目を向けようとしない。

ただ、経済発展のために突き進んでいく社会。

これでは、もたない。


失ったものの大きさに、人間はいつ気づくのだろうか?

今の経済発展や開発が、最終的にもたらすであろう結果に、どれだけの人が目を向けるのだろうか?


この番組は、そんな事を改めて考えさせてくれた番組だった。

この海の民が、いつまで伝統的な生活を続けられるかは分からないが、個人的には続いてほしいと思う。

こういう少数の人々が、安心して暮らせる世界であってほしいと思う(難しいけど・・・)。


豊かさや幸せは、物や金では測れない。

心の平安、日々の生活に感謝して生きていけること。

愛する者と穏やかに、互いを思いやって生活していけること。

命の大切さを知っていること。

自然と共存し、その恵みを受けていけること。


そんなことを、多くの人が忘れているような気がする。





















猫の里親探し

友達が猫を拾った。

生後1ヶ月ほどの、キジトラ♂2匹、ミケ♀2匹。


公園の公衆トイレ(!)にいたそうだ。

なぜに、公衆トイレ・・・


とにかく、放っておけなくて連れ帰ったが、彼女の家には、すでに3匹の猫がいる。


でもって、ちょっと経済的な余裕がない汗

いや、飼って飼えないことはないそうだが、ちょっと厳しいという・・・


で、飼ってくれる人を探しはじめた。


電話がきて、「猫・・・飼えないよね・・・?」

「う~ん、ちょっと無理汗


で、里親探しを手伝うことにした。


もう一人の友達も、「私もあちこち当たってみるよ」って。

彼女も、すでに2匹の猫を飼っているので、ちょっとこれ以上は難しいから。


昨日一晩で、10人程度の心当たりに連絡してみたけど、いずれもNG(ノω・、)

だいたい、猫好きは、すでに猫を飼っているんだな、これが。


でも、それぞれが、また心当たりに聞いてくれるというので、まずは、その報告待ち。

友達の方でも、色々と当たっているので、どこかで引っかかってくれるといいけど。

市の動物愛護ネットワークとかにも相談してみるかって話もしているし。


保健所とかと違って、命の期限が決まっているわけではないので、少しは気が楽だけど。

それに、友達は絶対に飼い主を見つけると頑張っているし。

まあ、彼女の気性からいって、絶対に猫達を見捨てることはないというのは分かっているので。



それでも。


いや、里親探しって大変ですね(;´▽`A``



誰でもいいってわけじゃないしね。

責任と愛情を持って、最後まで面倒を見てくれる人じゃないと。



4つの小さな命が幸せになれますように。




如月の物思い
おれも、応援してるぜ、かあちゃん。






















連休疲れ

シルバーウィークが終わりましたな。

正直、ホッとした。


別にレジャーとかに出かけたわけではないのだけれど(どこへ行っても混むのが分かってるので、絶対に出かけない)、なんだか疲れた( ̄ー ̄;



やっぱ理由はあれだね。

「1日中、夫といること」


いや、夫婦仲がうまくいっていないわけではないので、念のためあせる


ただ、どうも私は長時間、人と一緒にいるというのが苦手で・・・

夫婦でも親子でも同じことで。

唯一、ずっと一緒にいても苦痛じゃないのは

コイツ↓


如月の物思い
え、なんか言った?




なので、連休中はどうも調子が出なかった。

火曜日から昨日までは、実家に帰っていたので、PCもなく、ブログもサボりあせる

実家では、母にこき使われ、ここでも、ややお疲れモードダウン

(お彼岸で、親戚の出入りとかも結構あったし、まあ色々と。)


とりあえず、連休中は自分のペースで過ごすことはできないと諦めた。




で、今日あたりから、少しづつペースを戻していこうかと。



常々思っていたことで、今回再確認したことは、「亭主、元気で留守がいい」ですな。

いや、感謝してますよ。

病気でフルタイムの勤務がちょっとキツくなった私を養ってくださっているわけだし。

でも、なにかというと、「おい、扶養家族」と言うのは、結構不愉快だけどむかっ



体調のこともあるし、まあ無理せずぼちぼちいきますわ。

しかし、ほんと疲れた汗



長期連休は、ちっともありがたくない私なのである。




如月の物思い
まあ、のんびりしようぜ、かあちゃん。