ジャンバーズ日記 -65ページ目

フィッシュ・ストーリー

来月、秋葉原で上演する芝居の台本を書き上げた。

なかなか面白いと思う。


で、今日は、ちょっと一息ついて、「フィッシュストーリー」をレンタルして観る。

超人気作家伊坂幸太郎の原作映画化。

監督の中村義洋って、「チームバチスタ」とか撮ってる、最近、売れっ子の監督。

結構、小劇場的な笑いのセンスのある人のよう。

「ルート225」っていう映画が、結構面白かったんだけど、それがこの監督の作品だったみたい。

「フィッシュストーリー」は、かなり面白かった。

原作は読んでないんだけど、どのくらい原作にそってるのかな?

70年代に活動していた売れないパンクバンドの曲が、何十年後かに世界を救うっていう話。

まあ、構成がよく出来てる。アイデアが、面白い。

難点を言うとしたら、商業映画がロックバンドの青春を描く時って、なんであんなにステレオタイプになるのかなぁ、ってとこ。

日本の商業映画で、ロックを描いて成功してるのって、あんまり無いような気がする。

こないだ観た「少年メリケンサック」も、ほんとつまんなかった。

「20世紀少年」も、面白かったけど、「ケンジの歌が、人々の心を動かす」みたいなところは、どうしてもうそ臭くて、薄っぺらく感じる。

「フィッシュストーリー」を見終わったら、久しぶりに「いつかギラギラする日」が観たくなって、観始める。

この映画、大好きなんだけど、出てくるロックバンドがとてつもなくダサい。

ジャクスン・ジョーカーってバンドなんだけど。

木村一八が、ライブハウスの経営に行き詰って、犯罪に走るってとこは、神保町花月の「恋の身代金」って作品を書いたときに、パクりました。

映画ハシゴ

今週は、ジャンバーズの稽古が休みなので、久しぶりの連休。

なので、映画館へ。

新宿についてから、プレイガイドで何を観ようか考えたんだけど、いまいちコレというのがない。

ここは、まさしが傑作だと言ってた「20世紀少年〈最終章〉」を観るか。

と、思ったんだけど、次の回まで時間があって、その間に丁度「サブウェイ123 激突」が見れることに気付いて、ハシゴすることに。


「サブウェイ~」は、70年代の映画「サブウェイ・パニック」をトニー・スコット監督でリメイクしたもの。

オリジナルは、昔観たような気がするんだけど、覚えてない。観てないかもしれない。

このリメイク作品、かなり面白くて、ドキドキして観た。

でも、観終わってから考えたら、まあ普通だったかなって気もする。

ちょっと納得いかないところもある。

オリジナルを観たほうがいいな。


そのあと、「20世紀少年」

こっちは、かなり楽しめた。

最初から最後まで、まったくあきる事なかったな。

あれだけの映像を作ったら、圧倒されるな。

もちろん、納得いかないところもあるし、嫌いなところもあるんだけど。

ラスト10分が、感動的だと聞いてたけど、俺は好きじゃないな。

原作もそうなんだけど、「これだけのスケールの話の元が、そんなつまんないことなの?」って思っちゃう。

だけど、T.Rexの曲がかかるところは、どうしても感動してしまう。

とりあえず、おなかいっぱいになったな。


映画を2本も見終わって、ふと我に返って、やらなくちゃなんないことがいろいろあることに気付いてあせる。

11月のライブハウスでの公演の台本書かなくちゃなんないし、

映画の音楽を考えなくちゃなんないし、

次の本公演のことを考えなくちゃなんないし。

ちょっとのんびりしすぎたかな。

グラントリノ

公演前は、忙しくて映画が観れなかったんだけど、やっと観れるようになった。

で、観た人がみんな絶賛してる「グラントリノ」を観た。

なるほど、いい映画だった。

脚本の教科書のよう。

中盤までは、ちょっと引いて観てた。

朝鮮戦争で残虐行為を行い、アメリカの象徴のような車を愛していて、人種差別主義っていう、超保守的な男がクリント・イーストウッド。

隣に住んでる東洋人の少年が、仲間にそそのかされて、愛車のグラントリノを盗みにくる。

そこから、東洋人の隣人とのふれあいが始まるっていう流れ。

このあたりを見ていたら、アメリカ人って、やっぱり銃をもって、自分の家を自分の力で守るべきだっていう考え方なんだなぁ、って思ってた。

結局、クリント・イーストウッドって、西部劇の人だから、銃で戦う人なんだな、と思って、ここは、この作品も西部劇として、最後は復讐のために銃をぶっ放すところを楽しんで見ればいいか、と高をくくっていたら、こういうラストになるのか!

観終わってみれば、今まで銃を持って生きてきた男が、最後に銃を捨てて戦ったっていう物語になってるんだな。

よく出来てるな。