ジャンバーズ日記 -20ページ目

たまの映画

「たまの映画」を見た。

この映画の監督さんと話す機会があったので、見ておこうと。

「たま」も、好きなバンドだったので。

たまが解散した後の、現在のメンバーの姿を追ったドキュメンタリー。

なんだけど、残念ながら、ものすごくモヤモヤが残る映画だった。

「たま」の映画のはずなのに、「たま」のライブ映像など、まったくない。

現在の元たま三人のソロ活動のライブ映像があるだけ。

あの「さよなら人類」を作って、歌った柳原幼一郎は、出演を拒否したらしく、いっさい出てこない。

三人のソロ活動は、やはり「たま」の輝きには遠く及ばない。

柳原以外のメンバーにたくさんインタビューをしてるんだけど、もっと深いところを聞いてよ!と思ってしまう。

三人とも、達観してる感じで、お金のこととか、俗っぽい悩みは全然ないように振舞ってるけど、本当にそれが本心なの?

バンドって、もっとドロドロしてるもんでしょ? 絶対、本当は、他のメンバーに対して思うところいっぱいあるはずだぞ。

なんで知久は、バンドを辞めたいと思ったの? しかも、現在、知久と石川は、一緒にバンド活動してるってどういうこと? 矛盾してるじゃん! もしかして、滝本を追放したかったの?

柳原の脱退に対して、三人とも「知久と柳原のコーラスがよかったからそれがなくなったのがつらい」みたいな事言ってるんだけど、まるで柳原がただのコーラス要員だったかのような発言。

たまの世間のイメージは、「さよなら人類」で、やはりあの曲が一番すばらしいと思う。

その「さよなら人類」を生んだのは柳原なのに、そのことに誰も触れていない。

未だに「たま」といえば「さよなら人類」と思われていることに、他のメンバーはどう思っていたのだろうか?

そういうこと、ちゃんとインタビューで聞いてよ!

監督に、2時間かけて感想のメールを書いたんだけど、偉そうに批判したメールを読み返して、やっぱり送るのやめた。

映画のベスト

「映画芸術」と「キネマ旬報」の2010年ベストが発表されてるね。

キネマ旬報の方は「悪人」が1位で「告白」が2位(だったよね?)。

映画芸術の方は「ヘヴンズストーリー」が1位で、2位が「堀川中立売」、3位「これで、いーのかしら。(井の頭)怒る西行」。

「悪人」、見てないんだけど、あんまり面白いって評判聞かなかったよね。

「告白」は、こないだ観たんだけど、まあまあ面白かった。中島哲也作品の中では好きな作品。自分は、「嫌われ松子」も「パコ~」も「下妻」もあんまりいいと思わなかった。

ちなみに、「告白」は、映画芸術ではワーストの1位。

「堀川中立売」も見てない。見ようかと思ったんだけど、この監督の「おそい人」っていう作品が、すごく嫌いなので、見なかった。

「怒る西行」は、見逃してしまって後悔。大好きな沖島勲作品なんだけど、ドキュメンタリーだから見なかった。DVD化とかはまずないだろうな。

「ヘヴンズストーリー」は、キネマ旬報でも順位が高かったけど、あれ、どこが面白いんだ?

同じく両方で評価が高かった「川の底からこんにちは」も見逃して後悔。石井裕也作品も大好きで、だいたい見てるんだけど、なぜか「川の底~」は見なかった。もうそろそろレンタルになるかな?

毎年、このランキングを見ると、見逃してたものの中によい作品が結構あったんだなって思う。

冷たい熱帯魚

相撲の八百長問題、ほんと、くさってるなって思うけど、

ちょっと気になるのは、警察が削除されたメールを復元したらしいよね。

もし、八百長をしてたとして、それは、相撲ファンを裏切る行為ではあるけど、犯罪ではないんじゃないの?

犯罪ではないことの個人のメールの情報を、第三者にばらしていいものなのかな?


話変わるけど、話題の映画「冷たい熱帯魚」、見てきた。水曜千円だったから。

評論家などが軒並み絶賛してるので、ちょっとはすにかまえて見始めた。

「愛犬家殺人を、何で熱帯魚に変えるんだよ。犬っていうところに意味があるのに・・・」とか思ったり、

娘がなぜかでんでんにすぐなついたり、母親がいきなり乳もませたりで、「なんでそうなんのよ?」

と、心の中でつっこみを入れながら見てたんだけど、まだまだ油断してる序盤でいきなり事件がはじまり、驚かされる。

いきなり、そんな! と、その後は、あまりにも怖くて、胃が痛くなりそう。

でんでんと渡辺哲といえば、「星屑の会」。

「星屑の会」は、好きだったな。まだ自分は演劇をやってなかったころだけど、テレビでよく見てた。

「星屑の会」の二人が、こんな恐ろしいことになるとは・・・。

ほんとに恐ろしい。

でも、結構、観客が笑ってるんだよな。確かにブラックユーモアではあるけど、笑えるかな?

あのブラックユーモアは怖さを引き立てるためのものであって、俺は、あまりに怖すぎて笑えなかった。

見終わったあとは、疲れてぐったり。

難癖をつけるとすれば、ラストがちょっとなあ、と思う。

安易なオチをつけちゃったことによって、全体がこじんまりした印象になったんじゃないのかな。

まあ、でも、すごい映画だった。

明日は、渋谷で「ソーシャルネットワーク」が千円で見れるので、観に行く予定。