8月27日(日)

愛宕山の向こうにあるサカサマ峠の

首無し地蔵というお地蔵さんを

見に行くことになりました

この日は9人集まりました


首無地蔵を見たいと思ったのは私だけで

他の人は多分

愛宕山の方にトレイルランに行くんだな〜と

軽い気持ちで集まったに違いありません


愛宕山(924m)に登って

その向こうの竜ヶ岳(921m)までは

楽に走って行けます


そこからは行った事がないのですが、

どうもすごい急坂を下りて

サカサマ峠に行きます

下りるより登る方が安全かな?と思って

愛宕山→サカサマ峠→竜ヶ岳→愛宕山

というコース設定で


JR嵯峨嵐山を出発

最短距離で清滝に向かいます






鳥居本を過ぎ

愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)の先の

トンネルを通ります

狭い上に途中真っ暗な所があり

めちゃくちゃ怖かったです〜


清滝に着き、愛宕山まで、

普通に参道を登るか、

月輪寺の道を行くか、

行ったことのない大杉谷を行くか、

皆んなで相談してる間に


私が全く考えていなかった

梨ノ木谷の道で、一直線に

サカサマ峠まで行こうという事に

なってしまいました


地図によっては、線も書いてない道です

点線よりやばい道じゃないですか!?

けど、YAMAPには道がかいてあったので

一番近道の梨ノ木谷に決定しました


一人では絶対行かない道ですが、

9人もいたら、どうにかなるでしょ、、


清滝川から堂承川に入り


月輪寺への分岐を

右のサカサマ峠の方に進みます




しばらくは

梨ノ木谷のきれいな谷川、

滝もあり、ステキな所を

気持ちよく走って行きました





「梨木大神」と書いてあります


梨ノ木谷の谷川からはなれ、

北へ登って行くうちに

だんだん道は荒れて

どんどん急になって行きます



この先、道らしい道ではなくなり
全くのけもの道です
急坂で写真を撮る余裕なし

脚がくたびれてきました


前方の人達の姿もだんだん見えなくなり、

後方の人達も見えなくなり、

長い登りの末

やっとサカサマ峠に到着



今までの辛い登りから一変

広い涼しげなのんびりした所でした


ここに来たら

どうしてサカサマ峠という名前が

ついたのかがわかるかと

思っていたけれど

全然わかりませんでした


これが首無し地蔵


横から見るとこんな感じ

立派なお地蔵さんなのに

文字通り首がありませんでした

体は京の都の方に向いていました



次は竜ヶ岳と思っていましたが、

等高線は今登って来た所より

ずっと幅が狭いんです

急坂間違いなし


時間もかかるし

竜ヶ岳はまた今度行くことにして

真っ直ぐ愛宕山に行くことになりました

(内心、ホッとしました)


サカサマ峠から愛宕山へ

こっちの道は素晴らしく気持ちいいです


山並み



最後にまた登りがあって

もう脚がイヤイヤと言いましたが、


愛宕山の裏のお地蔵さんに到着


この辺りからの景色は最高です




愛宕神社にお参り

一番奥の山頂まで行きました


さて、帰りはJR保津峡まで下りて

電車で嵯峨嵐山まで戻ります


水尾別れから水尾に下りて、

走って下りるか、

ツツジ尾根を一直線におりるか、

ツツジ尾根の方が早いようですが、


遠回りでも走れる水尾の方が

早いような気がして

水尾への坂道を走って下りて行きました


久しぶりに

走ってるっていう感じがしました

けっこう急で長いので

振動で胃が痛くなってきました


水尾からも休まず走り

保津峡駅に到着



よくがんばりました

割と涼しくてよかった

皆んなも事故もなくケガもなく

無事、天山の湯にたどり着きました


ありがとうございました